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【イベント報告】北海道大学COI-NEXT主催のイベントに参加してきました!

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【イベント報告】北海道大学COI-NEXT主催のイベントに参加してきました!

11月3日、北海道札幌市にある商業施設・COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)で、北海道大学COI-NEXT「こころとカラダのライフデザイン共創拠点」主催のイベント「They -もう少し先の自分へ-」に参加してきました‼️ このイベントは、「自分と相手、心と身体を大切にするには何が必要だろう?」をテーマに、若者が触れる機会の多い音楽とファッションを通じて、愛と性を考えていくイベントです。 北海道出身の3ピースバンド「KALMA」のギターボーカル・畑山悠月さんによるアコースティックライブや、TENGAカンパニーが運営する「TXA -TENGA by Artist-」のアパレル販売が実施されたほか、セイシルはパネル展示やトークセッション、そしてPodcast番組の公開収録を行いました。 パネル展示の様子 イベントはCOCONO SUSUKINO 3階の屋外広場前で行われました。 大きなモヤパンの看板が目印のパネル展示エリアでは、「ちゃんととれてる?性的同意」のページをそのまま抜粋したパネルを使用しています。 要点をしっかり押さえていて、読み応え十分👀 性的同意の重要性や、具体的に同意のとりかたの後に「デートDVチェッカー」の紹介をすることで、「そもそも自分は、パートナーと適切に同意がとれる間柄なんだろうか?」とスムーズに考えられる導線になっています(イベントではパネル展示の横でデートDVチェッカー、セイシルカードを配布していました)。 セイシルのページ上にある性的同意の練習問題に、4択の中からシールで回答してもらうパネルを設置することで、イベントに来た方の行動を促す参加型のコーナーになっています。学校や施設でも取り入れやすいアイデアですね✨ 隣のステージでライブを行った畑山悠月さんが、観客の皆さんに「一緒にパネル展示見てみよう!」と呼びかけてくださったおかげで、パネル展示エリアには終始人だかりができていました。 ダンスボーカルグループ「ambitious」の皆さんとトークセッション 午後のプログラムでは、北海道のダンスボーカルグループ「ambitious」のLISAさん・MAHOさん・MOMOさんとともに、TENGAカンパニー広報の西野が「性的同意」に関するトークセッションを行いました。 同じく北海道中心に活動されているミュージシャン・MCの田村次郎さんによる司会進行のもと、ambitiousの皆さんには性的同意の練習問題に回答してもらい、西野が性的同意のポイントについて解説していきます。 練習問題の内容について、ambitiousの皆さんは「そもそも部屋に上がったらOKという認識がおかしいよね」「言葉で確認することって大事」と、各々の考えをしっかり発信してくださいました。 こうした若い世代の方が、性的同意について臆せず発信してくれるというのは、同世代の方にとっても心強いことなのではと思います。 最後に「NOはNO!YESはYES!」という大事なキーワードを登壇者全員で復唱し、トークセッションも盛況のうちに終わりました⭐️ こちらのステージは飲食スペースと地続きになっていたため、ステージ前に座ってイベントに参加する方はもちろん、お昼ごはんを食べに来た方や通りすがりの方も、足を止めてトークセッションに耳を傾けてくれました。 性教育というテーマは、心理的安全性の保たれたクローズドな空間でしっかり議論することも大事ですし、こうしてオープンスペースで話をして、必ずしも性教育に関心が高くない方にも聞いてもらうのも必要なことだなぁと思った次第でした。 オープンスタジオでPodcastの公開収録 トークセッションの後は、COCONO SUSUKINO 1階にあるオープンラジオスタジオ「MID.α STUDIO」(ミッドアルファスタジオ)で、引き続き西野とMCの田村さんによるPodcast番組「セイシルから学ぶ!どうする子どもの性教育」の公開収録を実施。1回につき15分程度の番組を、4回分収録しました。 若い世代が自分のための性教育を学んだトークセッションとは異なり、この番組では子どもに対する性教育を、親目線から考える仕立てになっています。 各回それぞれ以下のようなお話をしました。 初回:性教育の現在 ユネスコが発表している「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に基づくと、性交渉は小学校中~高学年から教えるべきテーマに入っている。しかし日本は「はどめ規定」の存在によって、幼い頃から性暴力については教えるのに、性交渉自体は高校生まで教えないというおかしな状況に。 ただ親御さんの性教育に対する意識は年々高まっていて、その影響を受けて性教育を分かりやすく学べる絵本や書籍の出版が爆発的に増えている。など 2回目:性的同意、ちゃんと知れてる? トークセッションの内容を、改めておさらいする内容。 特に「日本では、16歳未満の人への性行為は本人の同意の有無にかかわらず、性暴力になり得る」という点を説明。 3回目:避妊について 日本にはないけれど海外ではメジャーな避妊方法を紹介しつつ、日本で主流な避妊方法であるコンドームについて解説。「安全日というものは存在しない」という話をしっかり説明。 4回目:多様な性について セイシルの記事や昨今の事情を交えつつ、このテーマについてお子さんとお話する時どうするかについてディスカッション。 1児の父である田村さんからも、お子さんにジェンダーバイアスを与えないよう具体的に気をつけていることなど、家庭での性教育について参考になるお話をたくさん聞かせていただきました。 こちらのスタジオはCOCONO SUSUKINO出入り口の近く、エスカレーターのすぐ横にあり、収録中はひっきりなしに人が行き交っていました。隣はソファが置かれた休憩スペースになっています。 収録中の音声はスタジオ外にも聞こえるようになっているので、ambitiousの皆さんとのトークセッションよりも踏み込んだお話を、多くの人にお届けすることができました。「性的同意」「避妊」といったテーマをこれだけオープンな場所で語るのは、セイシルとして初めての試みとなりました。   Podcastのお知らせ Podcastは、以下のプラットフォームで配信されます。ぜひお聞きください❣️ 「セイシルから学ぶ!どうする子どもの性教育」 2024年11月16日(土)より、毎週土曜日23:00配信(全4回) ・Apple Podcasts https://podcasts.apple.com/us/podcast/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6-%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%95%99%E8%82%B2/id1778350927 ・Spotify https://open.spotify.com/show/3k8LBJtSyiRI7QXg10erWF?si=d6b87b4a7f7c4c46 ・Amazon Music https://music.amazon.co.jp/podcasts/7de2aaec-200a-43b6-927d-42c57338bd00/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6%EF%BC%81%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%95%99%E8%82%B2

【活用事例】セイシルが「ほけんだより」に❣️

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【活用事例】セイシルが「ほけんだより」に❣️

今回は、兵庫県のとある中学校の保健室から発行された「ほけんだより」を紹介します✨ この「ほけんだより」は、セイシルの「付き合っているふたりの力関係」の画像を活用し、デートDVチェッカーを紹介していただきました。 「デートDV特別号」として、デートDVに関する知識だけでなく、養護教諭の先生からのコメントが入ったり、生徒に問いかける項目があったり、応用した内容である刑法についても触れたりと、多くの子どもたちに関心を持たせる工夫が詰まった「ほけんだより」になっています♪ ぜひ皆さんも、セイシルの活用事例として参考にしてくださいね。 「セイシル活用事例」大募集中‼️ withセイシルでは、セイシルを活用した「ほけんだより」や「授業のワークシート」を募集しています。 withセイシルのコラムで紹介しても良いという方は、ぜひお問合せまでご連絡ください。

【画像紹介】自分の性器を見てみよう

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【画像紹介】自分の性器を見てみよう

「自分の性器を見るなんて考えたことなかった...。」そう思う子ども、特に女子は多いと思います。 女性器は、男性器と違って体の内側にあるので、見たことがない若者が実は少なくありません。しかし、自分のからだは自分のもの。自分だからこそ知っておくことがとても大切です。 今回は女性が「性器を見る」ことについてご紹介します!自分のからだのことを知るための第一歩としてとても重要です。 鏡を使って確認してみよう まずは、鏡を立てかけられる場所を探しましょう。鏡を安定させて、自分の体がよく見える位置に座ります。両手で性器を少し広げてみると、より詳しく見ることができます。性器は普段あまり見えない部分ですし、特に女の子の場合は体の内側に位置しているため、鏡を使って観察すると新しい発見があるかもしれません。 成長による変化も自然なこと 性器は、年齢を重ねるにつれて徐々に変化します。子どもの頃の形や色が大人になるにつれて少しずつ変わるのは、自然なことです。例えば、色が少し黒ずんできたり、小陰唇が少し下がって見えたりすることもあります。これらは決して異常なことではなく、からだが大人に向けて成長している証です。こうした変化を確認することで、自分の体をより理解し、安心して受け入れることができるでしょう。 自分のからだを知ることの大切さ 性器は私たちのからだの一部であり、大切な部分です。自分の体をしっかり知っていると、何か異常を感じた時にすぐに気づくことができたり、安心して自分の体をケアすることができます。 また、体に対する理解が深まることで、自信を持つことができるようになるでしょう。性器について知識を持つことは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、これからの成長にとってとても大切なことです。 自分の体を大切にしよう どの部分も自分の体の一部です。性器もそのひとつ。見るのに少し抵抗があるかもしれませんが、自分の体を丁寧に確認してみてほしいと思います。性器について理解を深めることで、自分の体についての認識も変わるかもしれませんし、安心感も増すでしょう。 初めて性器を見てみる時は、リラックスした気持ちで、焦らず自分のペースで行うように、ぜひ伝えてあげてください。   イラストを使用する工夫 性器についての画像や図解を紹介する際は、見たくないと思う子や、いきなり見ると驚く子がいるかもしれないので、配慮が必要です。初めはスタンプで隠しておいて、出てくることをあらかじめ説明した上で紹介する方法や、スライドであればアニメーションで徐々に大きく見せるなど、見やすい工夫をしてみましょう。 こうした配慮を加えることで、安心して知識を深める環境が整います。 「自分の性器を見てみよう」が出てくるセイシル記事はコチラ 「自分の性器を見てみよう」のダウンロード画像をゲットするにはコチラ

武蔵野大学看護学部の実習を行いました!

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武蔵野大学看護学部の実習を行いました!

先日、助産師資格や教員経験のあるセイシルスタッフ3名が、2日間に分けて武蔵野大学看護学部の「母性看護学実習」を行いました。 武蔵野大学での実習は昨年から行っており、担当の武蔵野大学看護学部教授の坂上明子先生とセイシルスタッフの出会いから、この実習が実現しました。 対象は看護学部の3年生で、夏(前期)に2回、冬(後期)に2回、合わせて4回の実習を、毎回違う学生に向けて、10名ずつに分かれて実施します。 当日の実習内容を紹介 1回の実習は120分です。55分ずつ前半と後半に分けて、前半と後半の間に10分の休憩時間をとりました。 ⭐️配布物(withセイシルでご注文いただる教材もございます!) ・セイシルカード5種 →ノーマルカード →クイズカード・デートDVチェッカー →トリセツつき・プレコンセプションケア冊子「私はパパになれますか?」・ニニンカツ冊子(非売品)・プレコンセプション学習教材(非売品) →セイシルオリジナルのプレコンセプションケア冊子・講義用の指導案ワークシート(非売品)・コンドーム装着棒2種(大学側準備物、使用後回収)・練習用コンドーム2種(大学側準備物)・ウェットシート(大学側準備物)・セイシルオリジナルコンドーム →ピーチかチョコどちらか(学生のお土産用)   【前半】性教育の歴史学習とコンドーム実習 まず、セイシルのスタッフ3名が自己紹介を行いました。それぞれ、なぜこの仕事を選んだのか、そしてこれまでどのような経験を積んできたのかを語り、プレコンセプションケアにも役立つ人生計画の参考にしてほしいという想いや、いろいろな人生があることを知ってもらいたい、というメッセージを込めています。 続いて、会社の概要や性教育WEBサイト「セイシル」について説明した後、事前アンケートで募集した看護学生たちの性に関する悩み「モヤモヤ」に答えました。避妊や性欲に関する質問が多く、セイシルの情報をもとに回答しました。自分の悩みが取り上げられた学生はもちろん、他の学生も同級生がどんな悩みを持っているか知ることで共感を深めてもらえたと思います。 次に、学生さんたちのアイスブレイクを兼ねて、二人組を作って話し合い、発表してもらう時間をとりました。内容は「①小中高での性教育の思い出」と「②家庭での性教育の思い出」です。 学校での思い出は、「あまり覚えていない」というのが一番多く、小学生の時に男女分かれて生理の話を聞いたという学生が数名いました。中には、男女分かれて掃除の時間だと聞かされ、雑巾を持って女子が体育館に行くと、性教育が始まって騙されたというエピソードも! 家庭での思い出は、「全くない」というのが一番多く、ナプキンをもらった時に少し聞いたという学生や、親が学生のお菓子をコンドームと間違えて急遽性教育の話になった学生もいました。(勘違いに気づいた親御さんの焦りが目に浮かびます…^^;) そして、避妊具の中でもコンドームについて詳しく説明しました。学生に一人ずつ配布し、開け方から一緒に行ってもらいました。 スタッフは見本として、コンドームモデル(アームサイズ)を使って手順を説明しました。本物として使うことはできませんが、腕まで入る大きさなので、見本として使うと学生さんたちに見えやすいです。 初めて触る学生や、見たことはあるけど自分ではつけたことがないという学生が多く、意外と難しいと言い合いながら学生同士でワイワイと装着棒につけました。この難しさを経験してもらうことで、なぜ失敗が起きてしまうのか、いかに練習が必要であるかを感じてもらうことが狙いです。コンドームを袋から出すポイントを知らなかったと驚いていたり、捨てる時にどれくらい爪を立てたら破れるのか実験してみたり、素材や厚さが違うコンドームと比べてみたり、じっくり楽しく学んでもらいました。 最後には、学生自身が学んだ後に、コンドームを高校生に学んでもらうために、自分たちが先生として授業をするなら、どんな授業をするかというような指導案づくりにもチャレンジしてもらいました。コンドームにまつわるクイズを用意したり、性感染症予防の切り口で説明したり、失敗例を紹介したりするなど、色々なアイデアが出ました。   【休憩】質疑応答&性に関するアイテム紹介 休憩時間は、お手洗いや水分補給の時間でもありつつ、質問があればスタッフに聞いたり、実際に性に関するアイテムに触ってもらったりする時間にしました。 セイシルを運営する株式会社TENGAヘルスケアの商品は、性の悩みの解決を目指したアイテムばかりです。性に関する幅広い悩みが存在することを学びつつ、実際に触ってもらいました。また、武蔵野大学の先生方には、指用のコンドーム「フィンドム」や口腔性交用の「デンタルダム」、月経カップなど、たくさんの性に関するアイテムを展示してもらいました。 女子学生も男子学生も、興味津々で質問してくださり、スタッフはいろいろなアイテムの使用体験談を踏まえて、使い方や使い心地などを学生さんたちに紹介しました。男女それぞれが、実際のアイテムを手にとって使い方を学べる機会は貴重だったと思います。 アイテムの他に、性に関するたくさんの書籍も武蔵野大学の先生方に用意していただきました。こんなにも色々な本があることに驚いている学生が多かったです。 【後半】プレコンセプションケアについて考えよう 後半は、将来に目を向けていきます。ここでは事前アンケートで募集した悩みから、将来のことに関するモヤモヤに対して回答しました。 講師という立場はもちろんのこと、学生さんたちより長く人生を経験している先輩として、具体的な経験談を交えて、1つ1つ丁寧に答えました。 その後は、セイシルオリジナルのプレコンセプションケア学習教材を使用しました。プレコンセプションケア(Pre conception care)とは、「将来妊娠するかどうかにかかわらず、すべての人が性と生殖に関する正しい知識をもち、自分たちの生活や健康に向き合うこと」です。 (来年にはwithセイシルで提供開始予定です!) プレコンセプションケアの視点を踏まえて、学生さん自身の将来のライフプランを検討していきます。この時、セイシルが気をつけたことは「結婚や妊娠を絶対条件にしてはいけないこと」、「計画通りではない妊娠が絶対に悪いわけではない」ということです。 モデルケースでは多種多様なパターンを準備して、結婚する/しない、子どもは産む/産まない、異性愛や同性愛、転職や海外での就業、副業、留学などさまざまな働き方や人生を例としてあげました。 そして、将来、妊娠したいと考えた時に妊娠できる(妊娠したいと考えていない時には避妊ができる)ようにするためには、性別に関係なく、今、できる生活改善やパートナーとの関係性についても伝えた上で、実際に10代〜老年期まで人生計画を考えてもらいました(各学生が書くライフプラン検討シートは他者に共有しないことを約束しています)。 学問や趣味など5項目に分けて書き進めてもらいましたが、10代から5項目全て埋めて書きながら考える人や、人生の軸と自分で決めた1項目を全て書いてから他を書き進める人、老後の野望を書いてからそれに向けて計画する人、書き方だけでも、いろんな人生計画があることがわかります。 学生の中には「書いてみると、思っていたより時間がない!」と、明日から何かを始めようと意気込んでいる人もいました。また、「将来の人生を考えると、今のうちから健康管理をしっかりしないといけないと気付いた」という学生もいました。 また、プレコンセプションケアの1つとして、男性不妊に関する冊子「私はパパになれますか?」は、多くの学生が興味を持って読んでくれていて、後の実習記録にも、その情報について、男性不妊が多いことへの驚きなどの感想が多く寄せられていたと先生方にお聞きしました。 その他、性感染症やデートDVについてもプレコンセプションケアに関連付けて、少しですが話をさせていただき、どれもとても熱心に聞いてくださいました。 実習を受けた看護学生さんたちの声 実習後に武蔵野大学の看護学生さんたちにアンケートに答えてもらいました。その一部をご紹介いたします。 実習の満足度 今回の実習の満足度は、なんと10段階評価で平均10でした! 受講者は、毎回10人程度と少人数に絞って行いましたが、参加した学生全員が10の満足度をつけてくれました✨少数だからこそ、コンドーム装着練習やディスカッションもしやすかったと感じます。 満足度を選んだ理由: ・自分の今後について考える機会になった。実際に体験すること、試しながら触ったりすることが初めてで、普段できない経験をすることができたから。 ・正しいコンドームの付け方を教えてもらったことはなかったし調べたこともなかったため勉強になったため。また、初めて知る商品があったりして充実した授業を受けることができたため。 ・嫌悪感なく楽しく性について学ぶことができたことや、自分のこれからの計画について見つめることができたから。 ・実際にコンドームの装着を体験したことで、こんなにも難しいことなのだと初めて知ることができたからです。また今までに知らなかった知識を知ることができ、自身の人生を選択するための糧になるものがあったと思います。 ・自分の人生について30代より先まで考えたことが無かったので、具体的に20代で行いたいことをした上で30代以降自分にどんな事がしたいか、必要かを考えることが出来たから。 ・恥ずかしさを感じずにこの授業を受けることが出来たから。また飽きることなく2時間過ごすことが出来たから。 ・実際に避妊具を用いながら講義を行うことは、今までの学校では行われなかったことだったので、非常に新鮮で知らないことが多いと感じたからです。 ・正しい知識を得ることができた。コンドームの正しい着用を実際に行うことができた。休み時間までも様々な物品について説明していただいたから。 感想の紹介 受講した学生さんたちの感想の一部もご紹介します。 ・性欲は無くても大丈夫だということを知ることが出来て、私は性欲がないことに困っていたためとても安心しました。 ・男性も不妊の原因になる可能性があること、また割合として女性と変わらないことが印象的でした。 ・梅毒が流行していることがとても印象に残っている。感染症の検査などをしっかり行って予防していきたい。 ・性を楽しむために色んな商品が発売されているのを知った。見た事がないものが多くあって驚きが大きく、印象的だった。また不妊に関して、精子を守るための7ヶ条が印象的だった。 ・避妊や性感染症の対策グッズには種類が沢山あることを知りませんでした。妊活支援のグッズも安価で手に入り、使いやすいことを知りました。 ・コンドームの付け方について、実際に学ぶことがなかったので印象に残った。 ・コンドームの付け方は今日習って忘れることは無いと思います。 ・意外にも性行為を強要したり、コンドームを使用したがらない男性が世の中にはいるのだということが驚きだった。 ・(マイプレコンについて)50代以降も書いてあったのが未来を想像しやすくてよかった。 ・(マイプレコンについて)自分の思い描く将来を表に表すことで具体的な希望が見えた。 ・(マイプレコンについて)記入例があることでさまざまな生き方があることを学ぶことができた。自分の未来について考えるきっかけになった。 どの感想も、実習で積極的に学んでくれた姿勢が伝わる内容で、看護学生さんたちの将来の夢を応援したくなります。素敵な感想をありがとうございました‼️今後の実習の参考にさせていただきます。 実習効果を学会で発表 2024年3月に香港で開催された、27th East Asian Forum of Nursing Scholarsと、2024年9月に開催された、第22回日本生殖看護学会 学術集会で、このセイシルの昨年の実習の効果について、武蔵野大学の先生方にポスター発表をしていただきました。 一般演題(ポスター)として、タイトルは「Effectiveness of Preconception Care Program in Reproductive Health Practice」と、「母性看護学実習によるプレコンセプションケア学習プログラムの効果-質問紙調査による評価-」です。 この実習のプログラムが、学生がプレコンセプションケアを学ぶための有効なツールであったと評価していただきました。   おまけ:実習後に食堂へ 武蔵野大学さんでの実習後、セイシルスタッフみんなで食堂でランチタイムを過ごしました。大学へ実習に行くお楽しみポイントですね✨ 武蔵野大学看護学生の前期履修のみなさん、ありがとうございました‼️ 後期のみなさんとも、お会いできることを楽しみにしています♪

【活用事例】コンドームの装着を楽しく学べる!「コンドームモデル(アームサイズ)」

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【活用事例】コンドームの装着を楽しく学べる!「コンドームモデル(アームサイズ)」

今回はコンドームモデル(アームサイズ)の活用事例を紹介します! コンドームアームは性感染症予防や避妊に関する授業で、コンドームの正しい使い方を効果的に教えるために開発された教材です。 1リットルのペットボトルや人間の腕に装着して使うことができ、視覚的にコンドームの扱い方を学ぶことができます✨ 特に、精液だまりの部分が通常よりも大きめに設計されているのが特徴で、教室の後方にいる生徒でもしっかりと確認できる仕様です。 ジェルが付いていないため、繰り返し使用できる点も教育現場で重宝されています。 購入者の活用事例を紹介 このコンドームモデル(アームサイズ)を、NPO法人HIKIDASHIの大石真那さんが大阪府の高校生への性教育に活用してくださいました。(記事はこちら) また、デートDVチェッカーも一緒にご配布いただきました♪ 記事内では、お写真とともに具体的な活用方法や生徒や先生たちからの反応にも触れられており、この教材についての効果の参考にしていただければと思います。   実際、セイシルでも生徒たちから、コンドームアームへの以下のような声が寄せられています。 「本物よりも大き過ぎるので、リアルじゃない分、気持ち悪く感じずに説明をしっかり聞けました。」 「大きなコンドームがとても印象に残りました。使い方を一生忘れないと思います。」 「はじめ馬用かと思いました!驚きましたが、楽しく学べました。」 このように、インパクトのある教材として、学生たちの関心を引きつけながら、楽しくコンドームの正しい使い方を伝えられるのがこのモデルの魅力です。   活用方法と参考動画 さらに、このコンドームモデルの活用方法や大きさ、伸び具合について知りたい方は、専用の参考動画をご覧ください。 視覚的に確認することで、授業やワークショップでの使用イメージを掴みやすくなります。 コンドームモデル(アームサイズ)の概要 サイズ: 広げた時の長さ約28cm、輪の直径約7.5cm 素材: 天然ラテックスゴム製 特徴: 半透明、潤滑剤なし、香りなし 使用期限: 3年(繰り返し使用できますが、ゴムは劣化するためご注意ください) 原産国: タイ 注意事項 ラテックスアレルギーの方はご使用をお控えください。 コンドームを扱う際、爪などでゴムを傷つけないようご注意ください。 直射日光を避け、涼しく乾燥した場所で保管してください。 たばこを吸った手で触れると変色する恐れがありますのでご注意ください。 実際の性行為には使用できません。これは教材専用です。   購入はこちらから可能ですので、ぜひ一度試してみてくださいね🎵