news/column — 活用事例
栃木県版「デートDVチェッカー」ができました!
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交際相手との関係の中で、違和感やモヤモヤを感じたことはありませんか。 パリで作成された暴力定規を日本語訳して、セイシルがこれまで提供してきた「デートDVチェッカー」は、デートDVの“気づき”のきっかけになるツールとして、学校や自治体、支援現場で活用されてきました。 このたび、栃木県・とちぎ性暴力被害者サポートセンター(とちエール)に、セイシルが協力して「デートDVチェッカー 栃木県版」が新たに作成されました。 セイシルが自治体とデートDVチェッカーを作成するのは、初めての取り組みです。 裏面の相談先は「栃木県の身近な窓口」 従来のデートDVチェッカーでは、裏面の相談窓口は全国共通の相談先が中心ですが、今回の栃木県版デートDVチェッカーでは、その部分が大きく変更されています。 裏面に掲載されているのは、とちぎ性暴力被害者サポートセンター とちエール等 栃木県内で実際につながることができる相談窓口なので、より身近に支援の場があることを知ることができます。 栃木県の公式HPからダウンロード この栃木県版デートDVチェッカーは、栃木県の公式ホームページで紹介されており、どなたでも無料でダウンロード可能です。 学校の授業や講演会で 支援現場や相談窓口で 友だち同士で話すきっかけとして そして、自分自身のために さまざまな場面で活用できます。 🔗 ダウンロードはこちら 「気づくこと」は、自分と相手を守ること デートDVの多くは、「これくらい普通かも」「自分が我慢すればいい」「好きだからこそ」と見過ごされがちです。 だからこそ客観的な指標でチェックすることで、冷静な判断に繋がりやすくなり、自分と相手を守ることができます。 セイシルはこれからも、自治体や教育現場と連携しながら、若者が安心して関係性を築ける社会をつくる取り組みを続けていきます。 地域のデートDVチェッカーの制作をご希望の方は、お問合せまでお知らせください。
【活用事例】横浜市瀬谷区役所でデートDVチェッカーが展示・配布✨
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性教育従事者の皆さんが日々向き合う性の学びの現場では、DVや性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメントなど、あらゆる暴力が深刻な人権侵害であることを伝える必要があります。 これらは決して個人の問題ではなく、社会の構造や文化が影響する大きな課題です。 日本では、こうした暴力をなくすための取り組みの一つとして、毎年11月12日から25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす期間」(パープルリボン運動)と定め、自治体や民間団体が連携しながら啓発活動を行っています。 期間の最終日である11月25日は国連が定めた「女性への暴力撤廃国際デー」です。 横浜市瀬谷区役所でも、この期間に啓発活動を行なわれ、セイシルの「デートDVチェッカー」を展示し、配布していただきました。 思わず近づきたくなる素敵な展示で、たくさんの人にデートDVについて知ってもらう機会になりました。 瀬谷区のキャラクター「せやまる」も、デートDVチェッカーを持っています。 とっても可愛いですね🎵お近くの方はぜひ直接ご覧ください。 瀬谷区は2027年の「国際園芸博覧会」の開催地‼️今後にも注目です👀 デートDVチェッカーの展示や配布をしました!という方は、ぜひ以下までお知らせいただけますと嬉しいです。 お問い合わせ:edu@tengahealthcare.co.jp ぜひ皆様の参考として、ご紹介させてください✨
【活用事例】ふれあいの12段階を活用したワーク
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今回はwithセイシルで提供している「ふれあいの12段階」の画像を活用したワークを紹介します! ふれあいの12段階とは? 「ふれあいの12段階」とは、イギリスの動物学者デズモンド・モリスが唱えた考え方のことです。恋人同士がどんな過程を経て親密になるかを12段階に分けて示しています。 どこをゴールにするかや、ステップの順番や数はこの通りでなくてもいいのですが、セックスを含む「性のふれあい」には段階があるということを意識することが大切です。 セイシルでは「ふれあいの12段階」を性知る記事「はじめてのセックス その前に。」で紹介しています。 ふれあいの12段階を用いたワーク 上記の「ふれあいの12段階」の画像を活用して、助産師の有馬祐子さんが素敵なワークを考案してくれました。このワークは、学芸大学附属世田谷中学校、谷百合香先生の授業実践を参考にしていて、今回はそのワークの内容と制作した教材を紹介します! 高校生向けと小学生向けにそれぞれ授業が行われました。 高校生に向けた実践「接触・ふれあいの同意についての学習」 まずは、都内の高校2年生に向けて行われたワークの紹介です(授業内容は全てではなく、省略している部分があります)。 授業実践の流れ ①個人ワーク 生徒一人ひとりに、「ふれあいの12段階」のうち8枚のカード( 「目から体」「目から目」「声から声」、 「手から手」「腕から肩」「腕から腰」、「手から頭」「手から体」)を配布。親しくなっていくにつれてふれあいはどのように進展していくか、生徒一人一人が考察して、ワークシートに記入しました。 ②グループワーク 3〜4人のグループで、それぞれの考えを発表し合い、共通する箇所、異なる箇所について確認し合いました。その後、グループの考える 8つのふれあいの進展について考えをまとめる作業をしました。 ③全体共有 6グループで作成したカードの順番を一つの場所に並べ、様々な考え方があることをクラス全体で共有しました。 ④まとめ デズモンド・モリスの『親密の12段階』の順番をホワイトボードで示して、参考として提示し、人が親しくなるのに受け入れられるふれあいの進み方(順番)というものは、一人一人が違うことを伝え、同じにしようとするものではない、ことを確認。 違うからこそ、良い関係性を持つためにはコミュニケーション、対話を持って同意をとることが大切になること、自分の考える順番を相手に同意なく求めることは、穏やかな関係性をこわす可能性があると伝えました。 この後、次の時間に「壁ドン」や「バックハグ」などについても考え、親密度の進展についてあらためてグループで話し合い、デートDVチェッカーを配布しました。 授業を受けた生徒の感想 最後に、生徒からの感想の一部を紹介します。 ・人それぞれ考えや、嫌なことが違う。カードは対象の人を誰にするかで、結構結果が変わりました。誰かに触る時は、友達でもちゃんと考えたい。相手が嫌がることはしないようにしようと思いました。 ・シチュエーションによって親しさの段階は変わっていくし、人によっては嫌がることや許せることなどが変わってくることがわかりました。自分の感情や気持ちだけで行動するのではなく、相手の反応や行動を見てからにしようと思いました。 ・人によって順番がバラバラで、感じ方もそれぞれ違うことが分かった。自分はそこまで親しくなくてもできることでも、他の人からしたら親しくないとできないこともあって、自分が意見を強調しすぎないようにしようと思った。無理にすることも良くないし、断ることも大切。 ・相手を異性とするのか、同性とするのか、そして他人としてできるのかなどでカードの並びは変わっていくだろうと思いました。自分がいいと思っていることでも、相手にとってそれは嫌なことかもしれない。だから人間関係は難しいんだなと思いました。 ・今日の授業で、価値観がみんなばらばらだったことに驚きました。だけど、なぜこの順番にしたのか話し合ったりすると、相手の考えが分かったり、自分の気持ちを理解してもらえたりして、すごく楽しかったです。 ・人によって、全然距離も感じ方も手段も違うということを、改めて確認することができました。私は距離が近くなってしまうので、苦手な人もいるということを頭に入れておきたいです。 ・人それぞれ、親しさ段階の考え方が違って、考え方が違うと同時に、感じ方の違いも学びました。だから、自分が「いいでしょー」と思ってやったことが、相手にとって嫌なことの可能性もあるから、同意をしたうえでやったり、信頼し合える仲になった時など、自分のことも相手のことも、その立場に立って考えることが必要だと思いました。 小学生に向けた実践「ロイロノートを活用した学習」 次に、都内の小学5年生に向けて行われたワークの紹介です。 〈あなたが思う「親しくなっていくふれあいの順番」は?〉という質問に対して、ふれあい・親しさについて考察しながら、ふれあいの12段階の内8つのカードを、ロイロノートを使用してタブレット上で並べていきます。 カードには、ふれあいの行為をイメージしやすいように言葉を添えています。 【目から体】その人がいるとわかる 【目から目】おたがいに目が合う 【声から声】その人と言葉を交わす 【手から手】その人と手をつなぐ 【腕から肩】どちらかの人が、相手の肩に手をふれる 【腕から腰】どちらかの人が、相手の腰に手をふれる 【手から頭】おたがいに頭にふれる 【手から体】おたがいにだき合う (有馬さんが、小学生にわかりやすい言葉を助産師の相賀佳代子さんと考えました。) それらのカードを自分の生活の中で人とふれあう機会を思い起こしながら並べ、それぞれが考えた順番を教員に送信しました。 今回は、友人同士で意見交換をする場面は作らず、教員4名が作成した順番を生徒に見せながら次のことを子どもたちに伝えました。 「人の考えには違いがある」 「同じこともあるけれど、違う場合は相手の思いを確認できないでいるから、不愉快な気持ちにさせてしまうことがある」 「確認をとることは大切」 「いやな関わりやふれあいがあったら『いや』と言って、自分の気持ちを守っていい」 授業後には「くすぐられる嫌がらせを受けて困っている」と教員に伝えることができた児童が数人いたようです。 授業を受けた児童の感想 最後に児童からの感想の一部を紹介します。 ・今回の授業で人と自分とでは触れ合うことに対する価値観が違うということがわかりました。自分より敏感な人に気をつけたり嫌そうな顔をしている時は引くようにするなどして今後の生活に役立てていければいいなと思います。 ・今回の授業では、心や体を大事にすることが、とても大切なんだなと学ぶことができました。人は、それぞれ個人差があるということが、学びとなりました。人の体に触れるときには、しっかり許可を得なければいけないということを、改めて実感できました。 ・今日の授業では、友達との関わり方や心の発達の話など、いろいろなことを学ぶことができ、正しい知識を得られたので、よかったです。また、今日の授業で習ったことをこれからも大切にして、今後の生活に活かしていきたいです。 ・今日は「やめて」といってもよいということが僕の心に残りました。 僕はいつも本当はやりたくないことを無理してやることが多かったが、「やめて」といってもよいと知ると心がすこし楽になりました。 実践を振り返って 授業を実践した有馬祐子さんよりコメントをいただきました。 ふれあいの行為をカードで表し、親しさの進展について考えさせる方法は、子どもたちにとって非常に分かりやすいと感じました。また、この学習を進める際には、ふれあいの対象が「親しい友達」なのか「恋愛対象」なのかを明確にすることで、子どもたちが課題に取り組みやすくなると思います。 「性的同意」をテーマとする授業を準備する場合、もし時間に余裕があるなら、まず今回のように性的接触を表すカードを使わず、ふれあいと同意について考察する機会を設けるのが良いでしょう。その上で、次の授業で「この行為が加わったらどのような影響があるか想像してみましょう」といった形で性感染症や妊娠の可能性に触れると、子どもたちにとって「性的同意」の理解がさらに深まるのではないかと思います。 授業の中で、「ふれあい」や「接触」に対して想像することが難しいと感じる生徒もいました。ある生徒からは、「このカードは全部使わなければいけないんですか?親しさが増したとしても、私は『嫌だ、してほしくない』というものがあるんですが、それでもいいですか?」という質問がありました。 このような場合には、「この8枚のカードを使って親しさが増していく段階を考えて並べてみましょう。ただし、すべてのカードを使用する必要はありません」といった説明をあらかじめ添えることで、子どもたちの困惑を和らげることができると考えます。 有馬さん、素敵な活用方法をご紹介いただき、ありがとうございました! みなさんも「同意」の理解に繋げるためにも、ぜひ「ふれあいの12段階」をご活用ください♪
【活用事例】「デートDVチェッカー」活用5事例を紹介
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デートDVは、恋人同士で起こる暴力を指します。特に若い世代において、デートDVの存在を知り、早期に気づくことが重要です。 そのために制作したセイシルの「デートDVチェッカー」は、デートDVについて知り、自分自身やパートナーとの関係を振り返るきっかけを提供する教材として、多くの場で活用されています🌈 今回は自治体や大学を中心に、全国での「デートDVチェッカー」活用事例を5つご紹介します。これらの事例から、デートDV啓発活動の参考にしていただければ幸いです。ぜひ実際の取り組みの様子をご覧ください✨ ① 越谷市男女共同参画センターでの展示 越谷市男女共同参画センター「ほっと越谷」では、地域住民を対象としたデートDVの啓発展示を実施しました。 近隣の自治体の相談窓口の情報と一緒に、「デートDVチェッカーのトリセツ」のチラシを掲示されています。 同時に近隣の相談施設を知ることで、身近なサポートを感じられるので、とても良い掲示ですよね! 展示期間は、期末考査や共通テストの勉強をするため、学生の来所者が増える11月中旬から12月中旬の期間を予定してくださいました。多くの若者の心身の健康のサポートになれば嬉しいです! ② 茨城県庁のエイズデー展示 茨城県庁で行われたエイズ予防キャンペーンでは、性感染症(STI)予防とともに、若年層のデートDV防止にも焦点が当てられました。 クリスマスに合わせた展示が目を惹きますね!🎄展示の中で、TENGAのコンドームと啓発冊子、セイシルカードとともに、「デートDVチェッカー」が配布されました。 エイズ・性感染症予防というテーマの中で、恋愛関係の健康さや安全性を考えるきっかけを提供した事例です。 「来庁された県民の方が立ち止まり、啓発物品をお持ち帰りいただく姿を見られ、県民のみなさまに正しい知識の普及啓発が行えた」と担当の方からコメントもいただきました! 茨城県庁では昨年もご配布くださいました。 昨年はこちら ③ 昭和女子大学のゼミ活動で新宿駅で配布 昭和女子大学 人間社会学部 現代教養学科 の木村教授のゼミ生の方々が、デートDVに関する研究の一環として「デートDVチェッカー」を新宿駅で通行人に配布しました。 デートDVチェッカーの説明をしながら配布した様子や、配布した学生さんたちの感想が、昭和女子大学のゼミ活動報告で紹介されているので、ぜひご覧ください。性別に関係なく、幅広い世代に受け取っていただけたとのことでした! 木村教授は、実際に他者に理解してもらうことの重要性や難しさというものを学生に体験して欲しくて今回新宿駅で配布することを決められたそうです。夏の暑い時期のご配布、ありがとうございました❣️多くの人にデートDV防止の重要性に気づいてもらえたら嬉しいです。 ④ 筑波大学園祭での配布 筑波大学学園祭の産婦人科ブースにて、アンケートに参加いただいた方に、生理用ナプキンかコンドームと一緒にセイシルのクイズカードが配布されました。 「デートDVチェッカー」はブースで自由に持ち帰れるようにしていただき、"面白い"とカップルや夫婦に人気だったとのことです。 男性にも気軽に来場いただけるような企画にしたとのことで、2日間で1000人の来場者のうち、4分の1が男性だったようです。やはり男性だと「産婦人科」に対するハードルは高いと思うので、今回のように「ふらっと」足を運べて、生理についてなど知っていただく機会があるのは素敵なことですね! この企画はyahoo!ニュースでも紹介されていますのでぜひご覧ください。 ⑤ 大阪公立大学の学園祭「ユースクリニック」で配布 大阪公立大学では、学園祭中に地域の産婦人科医の方を招き、ユースクリニックである「ユースカフェ」を設置しました☕️ その中で「デートDVチェッカー」を人通りの多い廊下にて配布していただき、恋愛関係に関する相談や悩みについて話し合うきっかけが生まれました。 ユースクリニックでは、ピルのオンライン診察・処方サービスでおなじみの「スマルナ」さんも招いていて、生理痛体験をすることができたり、性に関する本の紹介や、学生オリジナルのクイズが掲示されていたりと、盛り上がっていました👏 今回のユースカフェを企画した学生の一人、髙橋琉樹さんからは「(ユースカフェに対して)こういうのもあるんだーという反応が多く、特に50~60代の方は感心されていたと思う。また、デートDVチェッカーはカップルで見ながら話している人たちも多かった。今後も学園祭に限らず、こういった場を設けて活動していきたい。」というコメントをしてくれました🎵 上記の事例は、全国各地で「デートDVチェッカー」がどのように活用されているかを示す一例です。これらの活動事例を通じて、具体的な雰囲気や取り組みの様子を感じていただけると思います。ぜひご自身の地域や活動に取り入れていただき、デートDV防止の輪を広げていきましょう‼️
【活用事例】セイシルが「ほけんだより」に❣️
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今回は、兵庫県のとある中学校の保健室から発行された「ほけんだより」を紹介します✨ この「ほけんだより」は、セイシルの「付き合っているふたりの力関係」の画像を活用し、デートDVチェッカーを紹介していただきました。 「デートDV特別号」として、デートDVに関する知識だけでなく、養護教諭の先生からのコメントが入ったり、生徒に問いかける項目があったり、応用した内容である刑法についても触れたりと、多くの子どもたちに関心を持たせる工夫が詰まった「ほけんだより」になっています♪ ぜひ皆さんも、セイシルの活用事例として参考にしてくださいね。 「セイシル活用事例」大募集中‼️ withセイシルでは、セイシルを活用した「ほけんだより」や「授業のワークシート」を募集しています。 withセイシルのコラムで紹介しても良いという方は、ぜひお問合せまでご連絡ください。