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性的同意・デートDVをどう伝える?授業・掲示・イベントで使える教材と活用例
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「性的同意やデートDVについて伝えたいけれど、どこから取り上げればいい?」「学校で掲示できる教材を探している」「自治体の啓発やイベントで、若い世代にも伝わる展示をつくりたい」 そんな性教育従事者や学校・自治体などの担当者に向けて、今回は、性的同意・デートDVを伝える際のポイントと、授業や掲示、イベントなどで活用できる教材を紹介します。 11月12日〜25日の「女性に対する暴力をなくす運動」や、パープルリボン運動にあわせた取り組みにも、ぜひご活用ください。 ぜひセイシルの記事もあわせてご活用くださいね! 参考:セイシル「性暴力」関連記事 性的同意をどう伝える? 性的同意というと、「性行為の前にYES・NOを確認すること」と捉えられることがあります。しかし、いきなり性行為の話から始める必要はありません。たとえば、 ・写真をSNSに載せる・一緒に帰る・手をつなぐ・ハグする・身体に触れる といった身近な場面から考えることができます。ポイントは、「自分にも相手にも、してほしいこと・してほしくないことがある」と知ることです。 参考:【挿絵画像】同意の確認は相手へのリスペクト まず知ってほしい「バウンダリー(境界線)」 性的同意を考えるうえで知っておきたいのが、「バウンダリー(境界線)」です。バウンダリーとは、自分と相手との間にある「ここまではOK」「ここからはイヤ」という境界線のこと。 触られること、聞かれること、写真を撮られることなど、どこまでOKなのかは人によって違います。また、同じ人でも、その日の気分や状況によって変わります。 「自分がOKだから相手もOK」とは限りません。一人ひとりに異なる境界線があり、それぞれの意思が尊重されることを伝えることが大切です。 【セイシルの「バウンダリー」に関連する記事】「バウンダリーって何?」「ボディタッチが激しい友達がいて、困っています」「親にオナニーしているのがバレました」 「相手の気持ちを決めつけない」が性的同意の基本 手をつなぐ、ハグする、キスする、身体に触れる、性的な話をする、セックスをする。どの行為でも大切なのは、相手の気持ちを勝手に決めつけないことです。 「付き合っているから」「前はOKだったから」「嫌と言わなかったから」 といったことが、同意を意味するわけではありません。 また、「嫌ならNOと言おう」だけでは十分ではありません。関係性や状況によって、NOと言うことが難しい場合もあります。 だからこそ、相手の意思を確認することが大切です。0代向け性教育サイト「セイシル」にも、性的同意に関するリアルな疑問が寄せられています。 【セイシルの「性的同意」に関連する記事】「性的同意のタイミングを教えて」「簡単に恋人にNO(イヤだ)を伝えられない」「無理やりだと思っていなかった」 こうした10代の疑問を、授業や啓発のヒントにすることもできます。 参考:【挿絵画像】性的同意がとれていない例 デートDVから「対等な関係」を考える 性的同意とあわせて伝えたいのが、「お互いの意思が尊重される、対等な関係とは何か」ということです。 デートDVとは、恋人など親密な関係の中で起こる暴力のこと。「殴る」「蹴る」だけではありません。 ・交友関係を制限する・スマートフォンを勝手にチェックする・行動や服装を指示する・無視したり、傷つく言葉を言ったりする・お金を払わせる・避妊に協力しない・嫌がっている性的な行為をする なども含まれます。 「どんな行為がDVなのか」を知るだけでなく、「二人は対等な関係になっているだろうか?」という視点で考えることがポイントです。参考:【挿絵画像】DVをしない・されないために意識してほしい「付き合っているふたりの力関係」 デートDVについて考える「デートDVチェッカー」 性的同意やデートDVについて伝える際に活用できるのが、セイシルの「デートDVチェッカー」です。フランス・パリで開発された「暴力チェックメーター」をもとに、日本の若者向けに制作しました。 さまざまな行動を段階的に見ることで、「安心できる関係」と、暴力や支配につながる関係の違いを考えることができます。恋人がいない人・恋愛に興味がない人にも、 「将来の自分のため」「恋人関係でなく、友人関係や家族関係の見直し」「友達から相談されたときのため」「自分と相手との関係を考えるため」 の知識として活用できます。 withセイシルでは、 ・デートDVチェッカーPDF【無料】・ルビ入りデートDVチェッカーPDF【無料】・英語版デートDVチェッカーPDF【無料】・デートDVチェッカー50枚セット【有料】・デートDVチェッカー紹介素材【無料】 などをご用意しています。 「授業」で活用するなら 中高生への授業では、次のような流れで扱うことができます。 ① 人によって「OK・イヤ」が違うことを考える↓② バウンダリーについて知る↓③ 性的同意について考える↓④ デートDVチェッカーで「対等な関係」を考える↓⑤ 困ったときの相談先を知る 「人によって違う」→「境界線」→「同意」→「対等な関係」と段階的につなげることで、恋愛経験の有無にかかわらず考えることができます。 セイシルの出前授業でも、バウンダリーや性的同意、デートDVをテーマとして取り上げています。 参考:【出前授業報告】藤井寺高校にて出前授業を実施しました! 【出前授業報告】大阪府内の中学3年生向けの出前授業に行きました! 「学校で掲示」するなら 授業を実施しなくても、保健室や廊下、相談室などへの掲示から伝えることができます。デートDVチェッカーを掲示する際には、教材だけでなく、 「これって普通?と思ったら見てみよう」 「恋人同士でもイヤなことはイヤと言っていい」「友達から相談されたときにも」 など、見るきっかけになる一言を添えるのもおすすめです。 また、相談窓口の情報や二次元コードを近くに掲示しておくと、「気づく」だけでなく「相談する」ことにもつなげられます。 参考:デートDVチェッカー掲示レポ〜兵庫県のとある中学校〜 「自治体の啓発やイベントで展示」するなら 自治体の啓発イベント、若者向けイベント、男女共同参画関連の企画などでも活用できます。たとえば、 ・デートDVチェッカーを大きく印刷して展示する・来場者にチェッカーを配布する・「これはDVだと思う?」と考えられる展示にする・性的同意やバウンダリーのパネルを並べる・相談窓口や支援機関の情報を一緒に紹介する などの方法があります。 一方的に情報を読む展示だけでなく、「自分だったらどう思う?」と来場者が立ち止まって考えられる工夫を加えると、性的同意やデートDVをより身近なテーマとして捉えるきっかけになります。 参考:【活用事例】「デートDVチェッカー」活用5事例を紹介 11月12日〜25日は「女性に対する暴力をなくす運動」 毎年11月12日から25日までは「女性に対する暴力をなくす運動」の期間です。DV、性犯罪・性暴力、ストーカー、セクシュアルハラスメントなどについて、全国でさまざまな啓発活動が行われます。 また、女性に対する暴力根絶のシンボルとして知られているのが「パープルリボン」です。この期間にあわせて、 ・学校で性的同意やデートDVについて取り上げる・保健室や校内でデートDVチェッカーを掲示する・自治体や施設でパープルリボンとあわせて展示する・イベントで教材を配布する・SNSやWebサイトで相談先を発信する など、それぞれの場所でできる取り組みを考えてみてはいかがでしょうか。 参考:【活用事例】横浜市瀬谷区役所でデートDVチェッカーを展示・配布 「自分と相手を大切にする関係」を考えるきっかけに 性的同意やデートDVについて伝えることは、「暴力を防ぐ」ことだけが目的ではありません。 「自分はどうしたい?」「相手はどうしたい?」「お互いの気持ちは尊重されている?」 そんな問いから、自分と相手を大切にする関係について考えることができます。 授業だけでなく、学校での掲示、教材の配布、自治体での啓発、イベントでの展示など、伝え方はさまざまです。それぞれの活動に合った方法で、ぜひご活用ください。
灘高校3年生の「社会講義」で出前授業を実施しました!
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神戸の灘高等学校3年生の「社会講義」の授業にて、「セイシル性教育」の出前授業を実施しました。 今回は、これから大人になっていく生徒のみなさんに知っておいてほしい性の知識として、性行為、妊娠、避妊、コンドームの使い方、マスターベーションなどを中心にお話ししました。 授業のはじめには、「無理をして聞かなくてもOK」「体調が悪くなったらすぐ相談してほしい」などを伝え、安心して授業を受けられるようにしたうえでスタートしました。 灘校生のデータから、性を「自分にも関係すること」として考える 今回の授業では、はじめに公民科の担当教員から、過去の灘校生のデータをもとにした、性経験についての話がありました。 性教育の内容は、「自分には関係ない」「大人になってから考えればいい」と感じられることもあります。 しかし、同じ学校の先輩たちのデータから授業が始まったことで、これからお話しする性のテーマを、より身近なものとして捉えてもらうきっかけになったように感じました。 セックスを「する・しない」も、一人ひとりの選択 灘の先生のお話を受けて、まずは性行為・セックスについて取り上げました。 授業では、セックスをしたいと思わない人や、大人になってもセックスを経験しない人ももちろんいることをはじめに伝えました。性行為は「大人になったらするもの」「経験しなければならないもの」ではなく、する・しないも含めて一人ひとりの選択です。 そのうえで、もし性行為をするのであれば、妊娠や性感染症の可能性について知ること、そして自分だけでなく相手の気持ちやからだも大切にすることが必要だと伝えました。 さらに、AVで描かれていることをそのまま「現実の性行為の基準」にするのではなく、目の前にいる相手とコミュニケーションを取り、お互いの気持ちやからだを尊重することの大切さについてもお話ししました。 そして、「もしセックスをするなら、どうすれば自分と相手を守れるのか」という視点から、避妊について具体的に学んでいきました。 知っていることで、自分と相手を守る避妊の知識 セイシルには、「途中からコンドームをつけたけれど妊娠が心配」「コンドームが破れてしまった」「性感染症かもしれないけれど親に相談できない」など、コンドームや避妊に関する具体的な相談が寄せられています。 こうした実際の相談を紹介しながら、コンドームや低用量ピル、緊急避妊薬などの避妊に関する知識に加え、妊娠検査薬を使用するタイミングについても紹介しました。 今回は、知識を伝えるだけでなく、実際にコンドームを手に取り、装着方法を体験する実習も行いました。 コンドームの表裏や先端の空気の抜き方など、一つひとつポイントを確認しながら実践。「知っている」だけではなく、必要になったときに正しく使えるようになることを目指しました。 また、避妊の知識とあわせて、「もしものときに、どこへ相談すればよいかを知っておくこと」も大切です。 予期せぬ妊娠の可能性がある場合の対応や、妊娠検査薬を使用するタイミング、性被害にあった場合に相談できるワンストップ支援センターや男性相談についても伝えました。 さまざまな避妊具を自由に触る休憩時間 今回、休憩時間にはさまざまな避妊具や、たくさんの種類のコンドームを展示しました。 授業中に全員で学ぶ時間だけではなく、興味を持った生徒のみが自由に手に取り、見比べられるようにしました。 実際に触れてもらいながら、コンドームにはさまざまなサイズや素材があることや、持ち運ぶ際の保管方法なども紹介しました。 ゴムアレルギーの人などが使用できる製品も実際に見てもらいました。 また、コンドームは避妊だけを目的としたものではなく、性感染症の予防にも役立つことを改めて確認。オリンピックの選手村でもコンドームが配布されてきた事例なども紹介しました。 授業の中だけでは伝えきれないことも、実物を見て、触って、「これは何?」「何が違うの?」と興味を持つこと自体が学びにつながると感じました。 身近だけれど学ぶ機会の少ない「マスターベーション」 今回の授業で時間を取って扱ったテーマの一つが、マスターベーションです。 身近なテーマである一方で、学校などで具体的な情報を学ぶ機会は多くありません。 今回は、尿検査とマスターベーションの関係など、生徒にとって身近な疑問も入り口にしながら、マスターベーションの実態や、からだに負担をかけないために気をつけたいことなどを具体的に紹介しました。 マスターベーションそのものを否定的に捉えるのではなく、自分のからだを大切にするための知識として伝えることを意識しました。 生徒のみなさんから寄せられた感想 授業後のアンケートには、36名の生徒から回答が寄せられました。 授業評価では、36名のうち、26名(72.2%)が「たいへん学ぶことが多かった」、10名(27.8%)が「学ぶことがあった」と回答しました。 特に多く寄せられたのが、コンドームを実際に手に取り、装着方法を体験できたことについての感想です。 ・コンドームのことは知識で知っているだけで、実物を見たことも触れたこともなかったので、今回、正しい方法を実際に触れて体験できたことがとても良かった。 ・コンドームの使い方は実践しないとわからないと思った。 ・コンドームを自分で買うのは難しいので、実際に商品を触って使い方を学べたのが良かった。 ほかにも、「コンドームの付け方を初めて知った」「専門家の助言付きでわかりやすかった」といった声が複数寄せられました。 「知っている」ことと、「実際に正しく使える」ことは別物です。 今回、生徒のみなさんが実際にコンドームに触れて装着を体験したことで、実物を使って学ぶことの大切さを改めて感じました。 また、性について正確な情報を得ることの難しさについての声も寄せられました。 ・性感染症や性行為についてなど、ネットや友人間で得たなんとなくの知識はあったが、それが間違ってたことを知れたり、あやふやな知識を正しく理解できてよかった。 ・実際に学ぶ機会は初めてだったので、こういう機会があってよかった。なかったら学ぶことはなかったと思う。 「ほかの場所で学ぶ機会はない」「ここまで踏み込んだ内容について丁寧に教えてもらう機会は日本の高校では貴重だと思う」といった感想もありました。 性に関する情報はインターネットなどでも得られる一方、自分から調べたり、誰かに聞いたりすることにはハードルがあります。 だからこそ、学校の授業の中で、性について正しい知識を学ぶ機会をつくることの大切さを、今回の感想からも改めて感じました。 性について「知っている」ことを、自分と相手を守る力に 今回の授業では、性に関する知識をただ覚えるのではなく、これから自分や周囲の人が困ったときに「使える知識」として持ち帰ってもらうことを大切にしました。 授業の最後には、「今日知ったことを誰かに伝えて、一緒に考えてみよう」と生徒のみなさんに呼びかけました。 わからないことがあれば調べる。困ったときには相談する。そして、自分と相手の気持ちやからだを大切にする。 今回の授業が、性と健康について考える一つのきっかけになっていれば嬉しく思います。 灘高校のみなさん、ありがとうございました!
【イベント報告】笑って学べる!オトナの性教育 〜コンドーム講座&最新セックス事情〜
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2026年9月27日(日)、大阪・ロフトプラスワンウエストにて、大人のための性教育イベント「笑って学べる!オトナの性教育 ~コンドーム講座&最新セックス事情~」を開催しました! ご来場・ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました! 当日は、ジェンダーやフェミニズムをテーマに執筆・講演を行う作家のアルテイシアさんと、TENGAヘルスケアで「セイシル」の運営や教材制作、出前授業などを担当する福田眞央が登壇。 タイトルの通り、笑いあり、学びありの約2時間。会場の皆さんとも一緒に、普段なかなか話す機会のない「性」について楽しく学び直す時間となりました。 なお、当日の様子は配信アーカイブでもご覧いただけます! ▶ アーカイブ配信はこちら※2026年10月11日(日)まで販売/購入後2週間視聴可能 コンドームを実際に触って、つけてみる! イベント序盤では、参加者の皆さんにペニス模型をお配りし、コンドームの正しい装着方法を実際に体験していただきました。 コンドームを使ったことがある大人でも、「正しいつけ方」を改めて学ぶ機会は意外と少ないもの。 使用期限や保管方法、開封するときの注意点、裏表の確認、空気を抜いて装着することなど、基本的なポイントを一つずつ確認しながら、参加者の皆さんにも実践していただきました。 さらに、さまざまな種類のコンドームもご紹介。 「こんなに種類があるんだ!」と実際に触れて違いを確かめながら、楽しんで学んでいただきました。 「みんな実際どうなの?」データから見る最新セックス事情 続いて、TENGAヘルスケアが2026年9月に公開した調査「性生活白書」をもとに、マスターベーションやセックス、オーガズム、パートナーとのコミュニケーションなど、大人の性にまつわるさまざまなデータをご紹介しました。 数字はすぐに見せず、まずは会場の皆さんに「どのくらいだと思いますか?」と予想してもらうクイズ形式に。 結果を発表しながら、アルテイシアさんにも率直な意見や経験を伺い、会場の皆さんとも一緒に考えていきました。 「セックスが上手いって、そもそもどういうこと?」「お互いが満足するために大切なことは?」「相手に自分の希望を伝えられている?」などなど 会場から寄せられたリアルな質問にも回答! イベントの最後には、会場で寄せられた性に関する質問やお悩みに、アルテイシアさんと福田が回答するQ&Aも実施しました。 普段はなかなか人に聞けないことも、ロフトならではのオープンな雰囲気の中で、時には笑いながら一緒に考えることができました。 「性教育=まじめで堅いもの」ではなく、笑ったり、驚いたり、実際にやってみたりしながら学んでもいい。 今回のイベントが、ご参加いただいた皆さんにとって、自分のからだや性、パートナーとのコミュニケーションについて改めて考えるきっかけになっていれば嬉しいです。 ご来場・ご視聴いただいた皆さま、そしてご一緒いただいたアルテイシアさん、ロフトプラスワンウエストの皆さま、本当にありがとうございました! 10月11日までアーカイブ配信中! 「気になっていたけれど参加できなかった」という方も、当日の様子をアーカイブでご覧いただけます。 配信チケット:1,500円販売期間:2026年10月11日(日)23:59まで※購入後2週間視聴可能です。 ▶ アーカイブ配信を視聴する 当日の雰囲気がわかる告知動画も公開されています。 ▶ 告知動画はこちら 大人だからこそ、改めて性について楽しく学んでみませんか?ぜひアーカイブでもお楽しみください⭐️
【商品紹介】英語版「デートDVチェッカー」が登場‼️
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全国の学校や自治体、支援機関などでご活用いただいている「デートDVチェッカー」。 これまで、「英語版もほしい」「日本語を母語としない方にも配布したい」というお声を多くいただいてきました。 特に、日本語学校をはじめ、日本語に不慣れな生徒・学生と関わる教育現場などからも英語版を希望する声が寄せられていました。 そこで今回、ご要望にお応えして、英語版「デートDVチェッカー」(DATING VIOLENCE METER)をPDFダウンロード商品として無料提供開始しました! ダウンロードページはこちら 英語版はPDFでダウンロードできます! 今回の英語版は、PDFデータのダウンロード商品です。 商品をご購入いただくとPDFデータをダウンロードでき、必要に応じて印刷してご活用いただけます。 日本語学校や学校・大学での授業をはじめ、自治体、相談機関、ユースクリニック、外国籍・外国にルーツをもつ方への支援など、さまざまな場面でご活用ください。 日本語版と英語版を一緒に用意し、対象となる方に合わせて選んでもらう使い方もおすすめです。 より多くの人に「対等な関係」を考えるきっかけを 使用する言語にかかわらず、自分と相手との関係について考え、必要な情報にアクセスできることは大切です。 英語版「デートDVチェッカー」が、日本語を母語としない方にも、デートDVについて知り、自分も相手も大切にできる関係について考えるきっかけになれば幸いです。 英語版「デートDVチェッカー」は、withセイシルから無料で入手いただけます。 ダウンロードページはこちら ぜひ、授業や研修、相談支援、啓発活動などにお役立てください♪
【出前授業報告】富田林高校にて出前授業を実施しました!
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先日、大阪府立富田林高等学校にて、生徒の皆さんを対象に「性に関する講演会」を実施しました。 今回のテーマは、「自分と相手を守るための3つの力」。 性教育というと、妊娠や性感染症など「からだ」に関する内容がイメージされがちですが、性にまつわる心配ごとはそれだけではありません。 そこで今回は、 相手との関係を守る力 ネット上で自分を守る力 からだを守る力 という3つの視点から、高校生がこれから自分や相手を大切にするために知っておいてほしいことを伝えました。 生徒の緊張をほぐすアイスブレイク 「性に関する講演会」と聞くと、「どんな話を聞かされるんだろう……」と身構えたり、不安になったりする生徒も少なくありません。 そこで、少しでも緊張をほぐし、リラックスして講演に参加してもらえるよう、授業のはじめに生徒同士で話すアイスブレイクの時間を設けました。 今回、生徒の皆さんに話してもらったテーマはこちらです。 ①朝、家を出るまでに一番時間がかかること ②今日の「性に関する講演会」で話を聞くときに大事にしたいことや意気込み (例:無理せずリラックスして聞く、楽しみにしていたのでたくさん知識を得る など) いざ始めてみると、会場はすぐににぎやかな雰囲気に。「このまま30分くらい話せるのでは?」と思うほど、生徒の皆さんは盛り上がって話していました。 性について学ぶ時間だからこそ、いきなり本題に入るのではなく、まずは安心して話を聞ける雰囲気をつくることも大切です。 ①「相手との関係を守る力」―性的同意やバウンダリーについて 最初にテーマとして取り上げたのは、性的同意やバウンダリー(境界線)についてです。 「触られてもいい・イヤ」「聞かれてもいい・イヤ」「会いたい・会いたくない」など、自分にも相手にも「ここまではOK」という境界線があります。そして、その境界線は人によって異なり、その日の気分や状況によって変わることもあります。 授業では、性的な行為だけでなく、手をつなぐ、ハグやキスをする、身体に触れる、性的な話をするといった場面にも同意が必要であることを確認しました。 さらに、バウンダリーを無視する関係としてデートDVを取り上げたほか、セクシュアルハラスメント、被害者への責任転嫁、周囲でハラスメントなどを見かけた際に行動する「アクティブバイスタンダー」についても紹介しました。 ②「ネット上で自分を守る力」―SNSで起こりうる性被害を考える 2つ目は、SNSなどインターネット上で自分を守るための知識です。 知らない相手から届いたDMを題材に、「同い年」「同じ趣味」と書かれていても本当とは限らないことや、少しずつ信頼関係をつくって写真や個人情報を求める「グルーミング」の手口について紹介しました。 また、一度送った写真は完全には取り消せないこと、写真の背景から学校や居場所が特定される可能性があることなども説明。 少しでも「変だな」「怖いな」と感じたら返信しなくていいこと、困ったときにはスクリーンショットなどの証拠を残して信頼できる大人へ相談すること、性被害に遭った際の相談先についても伝えました。 ③「からだを守る力」―避妊・性感染症を具体的に 3つ目は、避妊や性感染症など、からだを守るための知識です。 避妊については、低用量ピルやコンドーム、緊急避妊薬(アフターピル)などを取り上げました。 特にコンドームについては、「高校生でも購入できるの?」「正しく使うにはどうすればいい?」といった疑問にも触れながら、具体的な使用方法をイラストで紹介しました。 また、予期せぬ妊娠への対応や妊娠検査薬、性感染症についても解説。性感染症は症状がない場合もあり、見た目だけでは判断できないことや、不安があれば検査・受診につなげることの大切さを伝えました。 生徒たちが「困ったときにどこへ行けばいいのか」までイメージできるよう、学校近隣の性感染症検査施設やさまざまな相談窓口も紹介しました。 事前アンケートの質問にも回答 今回の授業では、一方的に知識を伝えるだけではなく、事前に生徒の皆さんから性に関する疑問や悩みを募集し、Q&Aの時間を設けました。 寄せられたのは、生理痛、身体の変化、性行為をする年齢、同性婚など、幅広い質問です。 性については、「気になっているけれど、人には聞きにくい」「どこから正しい情報を得ればいいのかわからない」ということも少なくありません。 だからこそ、生徒自身がいま知りたいことを拾い上げ、できる限り授業の中で答えることも大切にしました。 実際に事後アンケートでも、 Q&Aで自分でも気づかなかった疑問を見つけ、解消してくれた 伝えるべきことを話すだけ話して終わるのではなく、事前に取ったアンケートなどの質問対応などをしていてすごくよかったです 書いた質問を取り上げてもらえてよかった 普段保健の授業だったり、普通に生活しているだけでは全く知らなかったことを知ることができて良かった。最後のQ&Aで生理痛の対処法を答えてくれたのも良かった といった声が寄せられました。(掲載許可をいただいています) 生徒の皆さんから寄せられた感想(掲載許可あり) 生徒の皆さんから寄せられた声を一部ご紹介します。 ネットなど信用できない情報が多い中、正確な情報を知ることができてよかったです。 自分が今まで知ってはいたけど曖昧だったことをわかりやすく説明してもらったおかげで、はっきりと理解することができた。特にコンドームやピルなどの避妊の仕方について名前くらいしか知らなかったところを詳しく知ることができてよかった。 日本の性教育は遅れていると聞くので、こういう講演を増やしていくことが大切だと思った。 高校生達だけでは分からないような内容が色々聞けてとてもおもしろかった。少し悩んでいることもかなり楽になったから本当にありがたかったです。 性についてしっかり向き合ったり、考えたりしたことがあまりなかったのですが今日の講演でしっかり相手に同意を得たり、信頼できる人に相談したりしていきたいと思います。 知らないことが多くてびっくりしました。性に対して私も含めてみんな恥ずかしいイメージがあったと思うけど今日の講演で考えが変わりました。 難しい内容を、かわいらしいイラストを用いてわかりやすく説明されていたので、内容がすぐ頭の中に入ってきた。 こういう自分や人の人生に関わるようなことを教わる機会を設けてくれるのはとてもありがたいとおもった。 異性と同じ場で学ぶのは少しだけ気まずく感じたりしたけれど、どれも絶対知っておいて損はない、また知っておかないと後で困る情報ばかりだったからしっかり聞いておいて本当に良かったと思う。つい気持ちが走ってしまってあとから後悔するようなことにだけは絶対にならないようにする!!! 性について「知っている」ことが、自分と相手を守る力になる 今回の授業を通して改めて感じたのは、高校生にとって性に関する知識は、決して「まだ先の話」ではないということです。 恋愛や人間関係、SNS、性的同意、妊娠、避妊、性感染症など、性にまつわるテーマは日常生活やこれからの人生につながっています。 そして、何かが起こってから初めて調べるのではなく、何も起きていないときに正しい知識や相談先を知っておくことも、自分や相手を守るための大切な備えです。 今回の授業が、生徒の皆さんにとって性を必要以上に怖がったり恥ずかしがったりするのではなく、「自分や相手を大切にするために知っておくもの」として考えるきっかけになっていれば嬉しく思います。 富田林高校の皆さん、ありがとうございました!