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【新商品紹介コラム】DVをしない・されないために意識してほしい「付き合っているふたりの力関係」画像

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【新商品紹介コラム】DVをしない・されないために意識してほしい「付き合っているふたりの力関係」画像

DVをしない・されないために意識してほしいのは、付き合っているふたりの力関係です。 ふたりが「対等な関係」であれば、健全に愛を育むことができますが、どちらか一方がもう片方よりも強い力を持って「支配の関係」に陥ってしまったときにDVが生まれます。 なので子どもたちには「相手と自分の力関係が対等になっているか」というのを常に意識して付き合ってほしいと思います。 以下に「対等な関係」と「支配の関係」についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。 平等な関係が大切な理由 力のバランス カップルの間では、どちらも同じくらいの力を持つことが重要です。 一方がもう一方を支配しないで、お互いを尊重することができれば、健康な関係を築くことができます。 お互いを尊重して信頼すること 相手の考えや意見を大切にし、信じることができる関係は、楽しく付き合うための基礎です。 相手をコントロールしようとせず、自由に意見を言えるように助け合いましょう。 相手を思いやる気持ち 相手を幸せにしようとか、楽しませようとする気持ちは、二人の関係をより良くします。 このような愛情は、お互いを理解し助け合うことを促します。   支配的な関係の危険性 力の不均衡 一方が他方を支配しようとすると、問題が起こることがあります。 もし一方だけがいつも決め事をして、もう一方がただ従うだけだと、関係がうまくいかなくなることがあります。 過度の依存と恐れ 自分が拒否されることを異常に恐れる人は、相手を信じられずに、支配しようとします。 これは相手を怖がらせ、自分を表現するのが難しくなります。 自由を奪う行動 健康的な関係では、二人は自由に意見を言い合い、行動できます。 しかし、支配的な関係では、一方がもう一方の自由を制限し、何をしてはいけないかを決めつけることがあります。   デートDV防止ポイント「平等と尊重」 デートDVを避けるためには、お互いが平等であること、そしてお互いを尊重し合うことが大切です。 平等な関係では、二人がお互いを大事にし、自由に意見を言える関係が築けます。 もし支配的な関係になってしまったら、話し合いを試みたり、必要ならば大人の助けを求めることが大切です。 お互いを助け合い、応援し合うことで、付き合いはもっと素敵なものになるでしょう。   セイシルのデートDVの力関係についての記事はこちら 「付き合っているふたりの力関係」の画像をGETするにはこちら

日本の性教育の歴史を紹介!今後の課題とは?

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日本の性教育の歴史を紹介!今後の課題とは?

現代は、ネットやSNS、Youtubeなどさまざまなところで性に関する情報が得られます。 調べれば情報にたどり着けるのはとても便利な反面、誤った情報を取り入れてトラブルに遭う危険性もあります。 日本の学校の「性教育」は、正しい知識を身に着けるために十分と言えるでしょうか。 今回は「性教育」に関する歴史を紹介します。歴史を知ることで、さらに性教育の重要性を感じていただければ嬉しいです。   日本の性教育はいつから始まった? 日本でも古くから性に関する話は親から子、年長者から年少者など人から人へ伝えられてきました。 人々は、そのように人から聞いた内容をもとに、セックス、妊娠・出産、避妊や中絶に関する知識を身に着けてきたと考えられます。 また、江戸時代では、性交場面を描いている「春画」も性に関する情報を得るものの一つだったようです。 しかし、学校で教育として教える「性教育」といったものはなく、本格的に性教育が始まったのは近年のことでした。   1992年「性教育元年」小学生から性教育をするように 1992年は「性教育元年」とも呼ばれ、小学校からの性教育が本格的に始まります。小学校や中学校での性教育に使用する授業書も発行されました。 同年、厚生労働省所管の財団法人母子衛生研究会が「ラブ&ボディBOOK」を作成・発行しました。中学生を対象に作られており、無償配布をした性教育用教材の一つです。 平成29年 平塚保健福祉事務所秦野センターが保管している性教育資料・媒体より引用 ラブ&ボディBOOKは、コンドームの装着方法、性的同意、性被害に関しても記載されていて、当時の日本では非常に画期的な内容でした。 しかし、ピルについては長所のみの記載で、服用によって悪影響が出る可能性については言及していなかったことや、教材の内容に対し「未成年にピルを勧め、フリーセックスをあおっている」といった批判がでたことによって、2002年に絶版し回収されています。 現在、この教材を身近に見ることはできません。 2003年「性教育バッシング」七生養護学校事件が起きる 1992年から発展し始めた性教育ですが、2003年には「性教育バッシング」が起こります。 東京都立七生養護学校(現・七生特別支援学校)が知的障害を持つ生徒に行っていた性教育を都議会議員が非難し、教員が処分されるという事件が起こりました。 自分の身体を正しく守るために必要な「こころとからだの授業」が非難される 七生養護学校では、思春期を迎えて、自分の体や心の変化に戸惑う生徒に向けて、自分の身体を正しく守り、性に関するトラブルを防ぐために「こころとからだの授業」を実施していました。 生徒にわかりやすく伝えるために、月経や精通、避妊方法や性器の洗い方などについて、歌や人形教材キットを活用して授業を行っていました。 最近では、七生養護学校の子どもたちに愛された歌が、みんなで楽しめる絵本として出版されています。 〈参考〉絵本 からだうた しかし、都議会議員はこのような授業を「過激な性教育」と非難し、都の教育員会が「不適正な性教育」「不適正な学級編成・服務」といった理由で、七生養護学校の校長の降格をはじめ116人の異例の処分を強行しました。   「性教育の手引き」が改訂され、性教育バッシングが続いた 事件の翌年2004年には、都の教育委員会が「性教育の手引き」を改訂。 小学生から高校生までの学習指導要領で、性交渉に関する内容を扱わないとし、「性教育バッシング」が続きました。 七生養護学校へのバッシングを行った都議会議員はその後、2013 年の最高裁判決で原告となった七生養護学校の教員に賠償金を支払うことが確定しています。 「こころとからだの学習」裁判支援サイトより引用 裁判では「学習指導要領は、おおよその教育内容を定めた大綱的基準であり、記載されていない内容を子どもたちに教えることが、ただちに違法とはならない」とされました。 2004年以降で「性教育の手引き」は未だに改訂されていませんが、2013年の最高裁判決等を利用して、「性教育はただちに違法とはならない」ことを念頭に、実践の幅を広げていくことが重要だといえるでしょう。 現代の「性教育」について 性教育バッシングから約20年・・・。 この期間は「性教育のネグレクト」「失われた20年」とも言われています。 さて、20年が経過した今、性教育はどのように変わっているのでしょうか。   2021年「生命の安全教育」がスタート 2021年には政府が策定した「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」をもとに「生命の安全教育」への取り組みが始まりました。 生命の安全教育は、全国の学校で実施が進められ、幼児期から大学、一般、特別支援教育までが主な対象となっています。 性暴力について学び、自分や相手、他者を尊重する態度などを身に付けることを目指します。 詳しい内容は下記で紹介しているのでぜひ、あわせてご覧ください。 〈参考〉【性教育お役立ちコラム】生命(いのち)の安全教育とは?子どもを性犯罪・性暴力から守るために今できること 「フェムテック商品」「性教育書籍」も増加中 日本において、「性」への関心が高まってきています。 2021年の流行語大賞にもノミネートされた「フェムテック」は、女性の健康課題をテクノロジーで解決へ導く製品やサービスを表します。 生理用品も多様化し、吸水ショーツ、月経カップなど、生理中のナプキンやタンポンを使用する以外の選択肢も増えています。 また、こうした世の中の動きと合わせて、性に関するトラブルに対して保護者の関心も高まったことから「性教育書籍」も多く出版されています。 セイシルでも、10代に向けた性教育バイブル「セイシル本」を発売中です。ぜひこちらもご覧ください。 〈参考〉セイシル 知ろう、話そう、性のモヤモヤ 10代のための性教育バイブル 性犯罪に関する法律が改正・新設 2023年7月には、不同意性交等罪・不同意わいせつ罪が改正、施行されました。 性交同意年齢は13歳から16歳となり、性犯罪の公訴時効期間は5年間の延長となっています。 その他にも、性的姿態等撮影罪などの法律が新設されるなど性犯罪に関する法律の改正・新設がありました。 〈参考〉性犯罪関係の法改正等 Q&A 「はどめ規定」がある限り性行為は教えられない? ここまで日本の性教育の歴史を紹介してきましたが、実は日本の学習指導要領には、指導範囲を定める「はどめ規定」と呼ばれるものがあります。 性教育におけるはどめ規定とは、例えば中学校の保健の学習指導要領で「受精・妊娠までを取り扱うものとし、妊娠の経過は取り扱わないものとする」とする一文のことです。 一律に指導する内容としては取り扱わないが、状況に応じて個別に指導することは可能とされています。 しかし、2023年10月30日、西日本新聞加盟の日本世論調査会がまとめた「子どもの安全」を巡る全国郵送世論調査によると、「はどめ規定」をなくすべきだとの回答は88%に上ったとのことでした。 なくすべきだとする理由は「正しい知識を得られるから」が44%と最多で、性に関して正しい知識を持つことによって、自分や他者の身を守れると考えている方が増えていることがわかります。 〈参考〉妊娠の経過「学校で教えるべき」88% 性教育の開始時期「小学校高学年から」52% 今、求められる学校性教育の課題 日本の学校性教育は、性教育バッシングを経て、再び動き出している段階です。 今求められる性教育の課題としては、「はどめ規定」の撤廃や「性教育の手引き」の改訂など、国際標準の包括的性教育(国際セクシュアリティ教育ガイダンス)をもとに学習指導要領を見直し、整備することでしょう。 そのためには、管理職を含む教職員、保護者、地域の一般の方も包括的性教育について知り、学校での性教育への理解を深めてもらうことが大切です。   学校性教育の課題を解決するためには 例えば、セイシルでは性教育指導に関するオンラインセミナーを実施しています。 〈参考〉セイシルオンラインセミナー「どう教える?デートDV」開催のご報告 このようなセミナーを活用して、学校全体、保護者の方にも参加いただきながら性教育について検討するのも良いかもしれません。(実際に、とある高校の教員研修にご活用いただきました。) また、性教育を実際に実施してみて、授業を受ける生徒本人から感想や意見をもらうことで、性教育を推進する背中を押してもらうことができます。 高校生に向けた性教育の授業の様子は、下記にて紹介しています。 〈参考〉「友達関係も当てはまるの?」高校生がデートDVチェッカーを使用した感想をご紹介 性教育を通じて、若者たちは自分の身体を正しく守る方法を知ることができます。 ぜひwithセイシルの記事や教材も性教育に役立てていただけたら幸いです。

【スタッフ体験記】極私的梅毒展❹に行ってきました!

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【スタッフ体験記】極私的梅毒展❹に行ってきました!

セイシルのスタッフが横浜AIDS市民活動センターさんで行われていた「極私的梅毒展❹」に行ってきました! そこで学んだこと、感じたことをご紹介します♪   「極私的梅毒展」とは? ハコ物館作家であるコケ丸さんの展示「極私的梅毒展」は、梅毒に関する知識と経験をアートを通して伝えるユニークな試みです。 実際に同時期に梅毒になった、東京と大阪の親友ふたりのリアルな体験をベースにしたドキュメンタリーだから「極私的(キョクシテキ)」梅毒展なのだそう。ふたりの感染経路、症状、治療法、検査、梅毒の歴史などを10個の箱に分けて、視覚的に表現されていました。 また、梅毒の患者としての「患者力」に焦点を当て、病気への異なる対応方法も探求しています。 梅毒とは? 梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性感染症です。 梅毒が世界で初めて認識されてから、日本で流行するまでの流れも、箱で紹介されています。 ※あくまで一般的な説 この病気は、主に性的接触(セックス、オーラルセックス、キス等)を通じて感染し、発疹や潰瘍などの症状を引き起こすことがあります。 梅毒の発疹は赤やピンクの色をしていて、バラの花のように見えるためバラ疹とも言われます。また、ヤマモモ(漢名:楊梅)の実にも似ていることから「梅毒」と名付けられたという説もあります。 【展示物のヤマモモのシロップ漬け】 梅毒は適切な治療(飲み薬か注射)をすれば完治が可能ですが、治療されない場合は進行し、重篤な健康問題を引き起こす可能性がある性感染症です。 梅毒についてもっと詳しく知りたい方は、セイシルの記事も参考にしてください。 梅毒と向き合うアートの力 展示は、性感染症に詳しい専門家からのアドバイスや、梅毒になった親友ふたりとそのパートナーからのリアルな話を元にした箱など、教育的な側面も持ち合わせていました。 これらの要素が組み合わさることで、梅毒についての理解を深め、性感染症に対するタブーを打破し、見る人に新たな視点を提供しているのだと思います。 性感染症との向き合い方や、社会的偏見に対する新たな認識を促す貴重な機会!! 詳細は、こちらのウェブサイトでご覧いただけます。 スタッフのお気に入りの箱を紹介① どの箱もじっくり拝見しました。細かい作り自体にも感動します✨ スタッフが注目した箱の1つが「症状」の説明です。 梅毒の症状というと、見ることをためらう人も多いのではないでしょうか。 コケ丸さんの箱は、その心配もないポップなイラストと、立体的に見せる箱という工夫で、楽しくじっくり梅毒について学ぶことができます。 実際には、梅毒は「偽装の達人」と言われるほど人によって症状は様々です。「症状はコレだ!」とは言い切れません。検査をしないと診断は難しいのです。展示では、こうした大事な情報もフキダシで補足していました。 スタッフ自身も、こんなにも楽しくワクワクしながら、性感染症について学んだことは初めての経験でした。 スタッフのお気に入りの箱を紹介② 10つの箱のうち、特に印象に残ったのが・・・・・・この箱! 「秘密ののぞき箱」と紹介されており、この目の部分をのぞき込んでみると・・・・なんと!! 梅毒になった親友が、最初に違和感を感じたという陰茎の写真と正常な陰茎の写真を比較できます! 「閲覧注意 モロに陰茎となります」と注意書きがあり、本人がのぞき込もうとしないと見ることができないので、箱ならではの配慮の仕方だなと感心しました。 極私的梅毒展をあなたの街に! 小さな箱が魅せる大きな学び! 極私的梅毒展を鑑賞することで、素敵な時間を過ごすことができました。 性教育従事者の皆様、特に教育施設や団体の皆様、ぜひ「極私的梅毒展」を開催してみませんか? お問い合わせはtentetsuki@gmial.com まで 写真提供:ハコ物館作家であるコケ丸さん

デートDVチェッカー掲示レポ〜兵庫県のとある中学校〜

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デートDVチェッカー掲示レポ〜兵庫県のとある中学校〜

今回は兵庫県のとある中学校における「デートDVチェッカー」の掲示の実例を紹介します。   デートDVチェッカーの掲示と性教育関連の書籍紹介 こちらの中学校では、NPO法人HIKIDASHI代表の大石真那さんの協力のもと、デートDVチェッカーの掲示と性教育関連の書籍が紹介されました。 性についての書籍を学校で読むことで、友達や家族と話すきっかけになるかもしれません。 書籍を戻す場所が示されているのも良いですね🎵 デートDVチェッカーを拡大コピーするという、なんて素敵なアイデア! 大きくしたことで生徒の目につきやすくなり、自分の身や友達の身に起きているデートDVに気づくきっかけになったり、加害者や被害者にもならない知識が身についたりした生徒が多いのではないでしょうか。 学校という若者にとって一番身近な場所で、性の知識を学ぶことは若者の権利であり、自身の心身の健康を守ることに繋りますね。 大石真那さんからのコメント  私達NPO法人HIKIDASHIは、兵庫県を中心に、性に関する正しい知識の普及啓発のため、学校等で講演活動を行ったり、気軽に相談するための「性教育カフェ」を開催するなどの活動を展開しています。 そんな中でセイシルさんの商品にはとてもお世話になっており、ご提供いただいたコンドームを中高生への指導に活用したり、性教育カフェに書籍やデートDVチェッカーを常設設置させていただいたりしています。 デートDVチェッカーは市内の中学校の養護教諭の先生にも紹介したところとても好評でしたし、大学の学園祭で拡大コピーしたものを展示した際には大勢の方が足を止めて見ておられました。 またその他にも、中高生へのワークに使用したり、各クラスに配布・設置してもらうなど、様々な場面で活用させていただいています。 これからも正しい知識の普及啓発のためお力添えいただけますとありがたいです。 NPO法人HIKIDASHI代表  大石 真那 (保健師・思春期保健相談士)   デートDVチェッカー配布レポート募集中 デートDVチェッカーの掲示実例はいかがでしたでしょうか。引き続き、withセイシルでは皆様の配布や掲示の実例を紹介していきます。配布実例レポートを提供してくださる性教育従事者の方がいましたら、ぜひお問合せにてご連絡ください。withセイシル運営よりレポート専用フォームのURLをお送りさせていただきます。 デートDVチェッカーを通じて、若い世代のデートDVに対する認識や理解を高めることが期待されます。デートDVの予防や早期発見のため、これからもデートDVチェッカーが多くの生徒に届くことをwithセイシルは願っています。 デートDVチェッカーをお求めの方はこちら

デートDVチェッカー配布レポ 〜北海道のとある中学校〜

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デートDVチェッカー配布レポ  〜北海道のとある中学校〜

北海道のとある中学校では、助産師の中田知穂さんを講師として招き、中学3年生76名に向けてデートDVに関する授業が実施されました。 地域の事業である「若年層向けいのちの授業」の一環で、「生と性について考えよう〜あなたへのメッセージ〜」というタイトルの授業です。 この授業では、withセイシルが提供するデートDV啓発教材「デートDVチェッカー」とセイシルの紹介カードが配布されました。 デートDVチェッカー配布の背景 セイシルの「デートDVチェッカー」を配布した背景について、中田さんは性教育の授業で、生徒が直接目で見たり触れたりして考える体験型の授業を実現したいと考えていたため、この教材を使用したと述べてくれました。 効果的なデートDVチェッカーの配布方法 今回の授業内容は、中学校の先生からの希望で、性感染症の広がり体験ゲーム、包括的性教育について、同意、避妊、断る力、妊娠したときに考えること、デートDVについてです。 配布に際して、授業のはじめに中学校の先生から配布してもらい、中田さんの授業の中でデートDVの話をする場面で、周りの席の子たちとチェックしながら話し合いが行われました。 先に配ると授業中に気になって見ている子がいたとのことで、使うときに配ったほうが使いやすいかもしれないと、中田さんは振り返っています。 デートDVチェッカーを配布した中田さんの感想 中田さんより、以下のコメントをいただきました。 授業で大活躍のグッズでした! デートDVチェッカーに興味を持って、積極的に使ってくれた印象があります。 イエローゾーンの項目を自分はやってしまっていたと反省する子や、 レッドゾーンのことをされそうになったけど断れてよかったと話してくれる子もいました。 言葉で伝えるより、グッズを手にとって自分で見ながら考えることができていたので、とても良かったと思います。 事後アンケートで、中学校の教員からは、 DVチェッカーがわかりやすくてとても良かったとご意見いただきました。   デートDVチェッカーを配布された生徒の感想 中田さんより、以下の生徒の感想も共有していただきました。 ・「DVチェッカーを見てここまでが暴力なんだと初めてわかりました」 ・「DVチェッカーに載っていることの中に、これって暴力なの?!と思うことがあり、新しい発見をしました」    デートDVチェッカー配布レポート募集中 デートDVチェッカーを配布した実例紹介はいかがでしたでしょうか。 引き続き、withセイシルでは皆様の配布実例を紹介していきます。 配布実例レポートを提供してくださる性教育従事者の方がいましたら、ぜひお問合せにてご連絡ください。withセイシル運営よりレポート専用フォームのURLをお送りさせていただきます。 デートDVチェッカーを通じて、若い世代のデートDVに対する認識や理解を高めることが期待されます。デートDVの予防や早期発見のため、これからもデートDVチェッカーが多くの生徒に届くことをwithセイシルは願っています。 デートDVチェッカーをお求めの方はこちら 4/30までクラウドファンディング実施中!!