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【活用事例】横浜市瀬谷区役所でデートDVチェッカーが展示・配布✨

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【活用事例】横浜市瀬谷区役所でデートDVチェッカーが展示・配布✨

性教育従事者の皆さんが日々向き合う性の学びの現場では、DVや性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメントなど、あらゆる暴力が深刻な人権侵害であることを伝える必要があります。 これらは決して個人の問題ではなく、社会の構造や文化が影響する大きな課題です。 日本では、こうした暴力をなくすための取り組みの一つとして、毎年11月12日から25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす期間」(パープルリボン運動)と定め、自治体や民間団体が連携しながら啓発活動を行っています。 期間の最終日である11月25日は国連が定めた「女性への暴力撤廃国際デー」です。 横浜市瀬谷区役所でも、この期間に啓発活動を行なわれ、セイシルの「デートDVチェッカー」を展示し、配布していただきました。 思わず近づきたくなる素敵な展示で、たくさんの人にデートDVについて知ってもらう機会になりました。 瀬谷区のキャラクター「せやまる」も、デートDVチェッカーを持っています。 とっても可愛いですね🎵お近くの方はぜひ直接ご覧ください。 瀬谷区は2027年の「国際園芸博覧会」の開催地‼️今後にも注目です👀   デートDVチェッカーの展示や配布をしました!という方は、ぜひ以下までお知らせいただけますと嬉しいです。 お問い合わせ:edu@tengahealthcare.co.jp ぜひ皆様の参考として、ご紹介させてください✨

【参加者募集】セイシルが「性と生のウェルビーイング」をテーマに大阪で講演‼️

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【参加者募集】セイシルが「性と生のウェルビーイング」をテーマに大阪で講演‼️

12月12日(金)進路保障部会にセイシルが登壇します! 2025年12月12日(金)、大阪私学会館(大阪市都島区)にて開催される「進路保障部会」に、TENGAヘルスケアの教育事業「セイシル」が登壇します。 この研究会は「人生100年時代のキャリアデザイン ~健康で文化的な日々を考える午後~」をテーマに、“生き方を考える時間”を共有する場として開かれます。主催は大阪府立学校人権教育研究会(府立人研)、共催は大阪私立学校人権教育研究会(私学人研)。府立・私立を越えて、性や生き方について考える多様な交流の時間が設けられています。 大阪の高校等の学校にはすでに案内が届いているかもしれませんが、参加の対象は限定されておらず、教育・福祉関係者をはじめ、性教育に関心のある一般の方も参加できます。講演内では交流の時間もあり、「性教育」というテーマを通して新しい繋がりが生まれるかもしれません。教員研修には一般の方は参加できないことが多いので、学校現場と地域が繋がる機会になれば良いなと思っています。 セイシル登壇者:福田眞央(株式会社TENGAヘルスケア 教育事業部) 福田は大阪の高校で保健体育教員として勤務した後、「性教育をもっと深く学びたい」という思いから大学院へ進学。ジェンダー学や教育学を学びながら、性教育の実践研究に取り組みました。その後、株式会社TENGAヘルスケアと出会い、教育事業「セイシル」の運営に関わります。現在は10代向け性教育WEBメディア「セイシル」や、大人向けの「おとなセイシル」のコラム執筆をしながら、全国の学校・教員研修・自治体などで講演活動を行っています。 今回の報告テーマでは、以下のような内容をお話しします。 セイシルの報告テーマ 企業・活動紹介 セクシュアルウェルネスグッズ紹介(会場での展示も予定) 障がい者の性や大人の性について 高校保健体育教員からTENGAへの転職に至る経緯と転機 大学院への進学(リカレント教育としての学び) 高校などでの講演活動・教育現場での気づき セイシルの運営・活動内容 参加者の交流タイム・グループワーク(任意) テーマは「TENGA社員が伝える“性と生”のウェルビーイング」。性教育を通して、人生の選択やキャリア、そして生き方そのものを見つめ直すきっかけになる講演です。 参加者の皆様には、デートDV防止教材「デートDVチェッカー」をプレゼントします。   開催概要 日時:2025年12月12日(金)14:00~17:00(受付13:30~)会場:大阪私学会館 3階302・303(大阪市都島区網島町6-20)共催:大阪私立学校人権教育研究会(私学人研)主催:大阪府立学校人権教育研究会(府立人研) 大阪私学会館へのアクセス: ・JR東西線「大阪城北詰駅」3番出口より西へ約100m・大阪メトロ長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」2番出口から徒歩約8分 セイシルの講演のほかには、山脇学園中学校・高等学校講師の藤井朱実さんによる「#about Me ~広島・大阪・フィリピン・奈良・東京~」の講演も行われます。 また、府立住吉商業高等学校による「社会貢献BREAD(備蓄パン)」の府立人研限定パッケージの販売や、戦争・平和・健康・ヤングケアラーなどのテーマで選書展示も予定されています。   お申し込みはこちら⭐️ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdeKd2Amui8Nraamjqt6KPTQjraer1Solq0GPMPIGXxu-Ur_Q/viewform?pli=1 参加申込は12月10日(水)まで。どなたでも無料で参加できますので、お気軽にご参加ください。 申し込みフォーム内から、福田に質問することもできます。当日時間がある限りお答えしますので、ぜひご記入ください。withセイシル会員の皆様と直接お会いできることを楽しみにしております!   ⭐️詳細は大阪府立学校人権教育研究会の「府立人権だより」をご覧ください。

【出前授業報告】大阪府内の中学3年生向けの出前授業に行きました!

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【出前授業報告】大阪府内の中学3年生向けの出前授業に行きました!

先日、大阪府内の中学校で、中学3年生を対象とした性教育の出前授業をセイシルスタッフが行いました。テーマは「あなたと私の心と体を大切にするために」。デートDVや性的同意といった内容を通して、「自分と相手を大切にする関係性」について考える授業です。 導入:人間関係の価値観は人それぞれ 授業のはじめは、「人間関係における価値観の違い」をテーマにしたワークからスタートしました。「自分が誰かと一緒にいたいと思うとき、どんな相手とどんな関係でいることが大切だと思いますか?」という問いをきっかけに、生徒たちは一人ひとり、自分の考えをじっくりと振り返ります。考える中で、12個の価値観の項目から「自分が大切にしたいもの」を選び、周囲の人と話し合う時間を設けました。対話を通して、人によって感じ方や大切にするものが異なることを実感するきっかけになったのではないでしょうか。その後、もしお互いの価値観が違うカップルがいたら、自分が友達ならどのようなアドバイスができるかについて考えました。 大事にする価値観が異なるカップルの例スライド   デートDVとは?「デートDVチェッカー」で自分ごとに 本題のデートDV(若いカップル間での暴力)についての学びでは、生徒一人ひとりに「デートDVチェッカー」を配布しました。 デートDVチェッカーは、目盛りに照らし合わせて、自分の身や友達の身にデートDVが起きているかどうかチェックする道具です。  自分では今まで気づいていなかった被害や加害に気づきやすくなります。 注意が必要とされる黄色の項目が赤色に感じる人もいれば、至急相談が必要な赤色の項目を危険だと感じない人もいて、さらに導入で考えたような価値観の違いを生徒たちは感じてくれたと思います。 恋は盲目という言葉があるほどに、恋愛は周りの声が聞こえなくなったり、冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。 被害や加害にいち早く気づくためにも、1つの目安として紹介しました。 授業の中盤では、先生同士でのロールプレイ(寸劇)を交えて解説しました。 最後にも生徒たちの感想をまとめて紹介していますが、大注目の中の寸劇でした。先生方の協力のおかげで、より記憶に残る学びになったと思います。 束縛や無視、SNSの監視など、「暴力」と聞くと殴る・蹴るを想像しがちですが、実際には言葉や態度でも相手を傷つけることがあると知ってもらう機会にもなりました。 性的同意 ― 相手の「YES」を大切にすること 次に扱ったのは「性的同意」です。性的な場面に限らず、日常の中でも「相手がどう思っているかを確かめること」の大切さを伝えました。 たとえば、次のような場合は性的同意がとれているとは言えません。 相手の気持ちを確かめずに、「これは相手もしたがっている」「今日はいいってことだ!」と勝手に思い込むのは非常に危険です。 大切なのは、「相手の気持ちを確認すること」。どんな関係でも、同意の確認があってこそ安心できる関係が築けます。 事前質問からのQ&Aコーナー 最後は、授業前にアンケートで集めた匿名の質問に答えるQ&Aコーナー。生徒たちのリアルな悩みに一つずつ丁寧に答えました。 他にも、「射精って絶対しないといけないものなのか」「生理と性行為の関係性について教えて欲しい」「生理痛もひどいし…量が多くて貧血になりやすい。そのときどうすればいい?」など、多くの質問を生徒たちからもらい、授業の中で1つずつ説明しました。 生徒たちのアンケート結果 授業後に実施したアンケートでは、多くの生徒から印象的なコメントが寄せられました。 🔹デートDVチェッカーの感想  ・家族や友達にも、危険な状況にならないよう気をつけようと思ったし、人と人との感覚が違うと思った。 ・定規に使えるのがとてもいいと思った。 ・今まで束縛や支配の関係について「彼氏(推し)にされたら嬉しいからOK」と考えていたのでアニメ(妄想)と現実の区別をちゃんと付けないとと思った。 ・好きだからこそ感覚が分からなくなったりすることがあっても、チェック表をみて自分の状況を確かめるきっかけになるからいいものだなと思った。 ・赤いゾーンになってる友達がおったら助けてあげたいと思った。 ・赤色や黄色の項目の中にも、「これってダメなんや、、」と思う項目がいくつかあった。人によって価値観は大きく異なるのだなあと思った。   🔹ロールプレイ(先生による寸劇)の感想  ・人間って、イライラしている時はどうしても自分本位でしか考えられなくなってしまうから、彼氏さんのように相手を思いやりながら自分の気持ちを伝えられるようになりたいと思った。 ・男女間のやり取りだけではなく同性の友達同士においても大切なことだと思った。 ・自分は彼氏が居ないのでそういう経験はないけど、友達などがそういう事に巻き込まれていたりしたら助けてあげたいし、そういう関係にならない為にも自分で自分を守れるようになりたいです。 ・先生の演技がうまかった。こんな人にはならないようにしようと思った。 ・こういうことが見てないところで起こってそうだから、それをみんなで再認識できたのが良かったと思う。 ・言葉使いがいつも悪かったので、今回の寸劇では言葉使いに気をつけようと思いました。   🔹そのほか自由回答より  ・自分は質問してないけど気になることがわかった。 ・質問に回答してくださりありがとうございました。そして、わかりやすい講演や、画像がとても助かりました。 ・普段は恥ずかしくて親や友人に聞かないことも詳しく学ぶ事ができて良かったです。 ・私は生理が結構重く、痛さも結構あったり頭痛や眠気などの症状が出るから、1人で悩んでいたけど、セイシルの授業を受けて、少し安心した。 ・性について知る機会があまりないのでいろんなことを知れました。ありがとうございました。 ・デートDVのことを詳しく知ることができたし、先生たちの会話でそういうことがDVなの!?と疑問に思いつつも、傷つく人がいるんだなと講演後には理解でき、とてもためになりました。 ・イラストが多くて、スライドが見やすかったし、デートdvとかの用語もわかりやすく説明されていて、良かったと思った。先生による寸劇も言葉で伝えるよりも実際に状況を見て学ぶことができたから、わかりやすかったし、聞きやすい雰囲気になっていたと思った。 ・無駄に回りくどい言い回しをせず、ストレートに話してくれてよかった。 ・一つ一つの課題について詳しくまとめられていたので話を聞きやすかった。恥ずかしいと思う事もあったけどとても良い機会だった。   まとめ:「知ること」が自分と誰かを守る力に 授業の後には、授業を聞いてくださった先生方(担任の先生、養護教諭の先生、校長先生)と振り返りの会を行いました。「みんな想像以上に話を聞いていた」との感想がありました。 性教育は、単に「性の知識」を教えるだけのものではありません。人との関わり方を学ぶ「生き方教育」であり、他者への思いやりを育てる「人権教育」でもあると思います。 生徒たちの率直な声から、私たちセイシルスタッフも多くの気づきを得ることができました。これからも、こうした出前授業を通して、子どもたちの性の健康を守る活動を続けていきたいと思います。

【商品紹介】「気をつけよう!女の子のマスターベーション」画像

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【商品紹介】「気をつけよう!女の子のマスターベーション」画像

気をつけよう!女の子のマスターベーション 女の子のマスターベーション(セルフプレジャー・オナニー)は、自分のからだを知る大切な行為です。タブーに感じられやすい女の子のマスターベーションですが、実はセイシルではぶっちぎりの人気ナンバーワン記事です。 性器の構造や、自分がどんな刺激で気持ちよくなるのかを知ることは、将来のパートナーとのセックスでも役立つことがあります。ただし、清潔に、そして安全に行うこともとても大切です。以下の3つのポイントを意識して、自分のからだを大切にしましょう。   ① 手を清潔にしてから触れる 性器はとてもデリケートです。手には目に見えないバイキンがたくさんついているため、触れる前には必ず手を洗いましょう。感染症やかゆみの予防にもつながります。清潔な手で触れることで、自分のからだに安心して向き合えます。 ② 爪のお手入れを忘れずに 伸びた爪やネイルの先で肌を傷つけてしまうことがあります。かわいいネイルも良いですが、性器に触れるときは指先のケアをしておくと安心です。小さな傷からバイキンが入ることもあるので、やさしく触れるようにしましょう。 ③ 無理なこすり方をしない 床や机の角などに性器を強く押しつけるやり方は、皮膚や粘膜を傷めることがあります。気持ちいいと感じる場所を刺激すること自体は悪いことではありませんが、性器を押しつけるような強い刺激は、セックスで得られる快感とは少し違います。もし一点に強い刺激を集中させたマスターベーションを長く続けていると、パートナーとのセックスのときに刺激が弱く感じられたり、快感を得にくくなってしまうことがあります。方法に正解はありませんが、痛みを感じるほど強くこすらず、「やさしく、心地よく」を意識してみましょう。   マスターベーションをしたくなることは、ごく自然なことです。ホルモンの変化や気分の波にも関係しているので、したくなったときにすればいいし、したくないときは無理にする必要もありません。自分のペースで、自分のからだと向き合っていくことが大切です。 自分のからだを知ることは、性を前向きに考える第一歩です。安全に、清潔に、そしてやさしく。自分を大切にする気持ちを忘れずに、安心できる方法でセルフプレジャーを楽しみましょう。 「女の子のマスターベーション」が出てくるセイシル記事はコチラ  「女の子のマスターベーション」のダウンロード画像をゲットするにはコチラ

【掲載情報】CSE HUBでモヤモヤ相談室が紹介されました

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【掲載情報】CSE HUBでモヤモヤ相談室が紹介されました

包括的性教育の普及・啓発を目指す団体と、その拠点となる情報発信サイト 「CSE HUB」 で、セイシルのモヤモヤ相談室をご紹介いただきました。 https://csehub.org/column/20251015 この相談は「彼氏のことで親がウザいです」といったモヤモヤです。教育評論家の尾木ママこと尾木直樹先生と、NPO法人HIKIDASHI代表の大石さんと、NPO法人ピルコンのフェローひやまんさんに回答をいただきました。 ぜひご自身なら、どんな回答をするか考えながら、お二人の回答を参考にしてみてくださいね! モヤモヤ相談はこちら⬇︎https://seicil.com/qa196/