【出前授業報告】灘校・土曜講座での「TENGA式 性の偏差値を上げるメソッド」を紹介します!

【出前授業報告】灘校・土曜講座での「TENGA式 性の偏差値を上げるメソッド」を紹介します!

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2026年6月、TENGAヘルスケアが運営する10代向け性教育メディア「セイシル」は、兵庫県の男子校、灘中学校・高等学校の土曜講座にて、性教育授業「TENGA式 性の偏差値を上げるメソッド」を実施しました。

灘校の土曜講座は、生徒が自ら興味のあるテーマを選択して受講する探究型授業です。

今回のセイシルの講座には中学2年生から高校2年生まで約70名が参加。
さらに養護教諭や性教育関係者など多くの見学者も参加しました。

授業では、6年間にセイシルに寄せられた16,000件以上の相談データをもとに、10代が実際に抱える疑問や不安を、元教員のセイシル福田が紹介。
性的同意、デートDV、コンドームの使い方、AVと現実の違い、プレコンセプションケアなど、多様なテーマを扱いました。

今回は、その灘校での授業での様子や感想を紹介します!

生徒たちの性教育経験から見えた課題

授業冒頭、匿名回答システムを使って「これまでに受けた性教育の思い出」を聞きました。

返ってきた回答の多くは、

  • 「プライベートゾーン」

  • 「生理」

  • 「精通」

  • 「男女の身体の違い」

  • 「男女別授業」

  • 「本を読んだ」

  • 「覚えていない」

というものでした。
もちろん、これらも重要な学習内容です。

しかし、生徒たちが今まさに抱えている疑問や不安は、それだけではありません。
恋愛、性的同意、マスターベーション、AVと現実の違い、避妊、パートナーとの関係性。

思春期のリアルな悩みに対し、学校や家庭では十分に扱いきれていない現状が見えてきました。

セイシルに寄せられた相談を紹介

今回の授業で特に反応が大きかったのは、セイシルに寄せられた相談データの紹介です。
授業では昨年度の相談データの統計を紹介しました。

「実際に同世代が悩んでいる内容」であることが、生徒たちにとって大きな説得力になっていました。

全国から寄せられた相談データと、医師・専門家の監修による情報をもとに解説することで、「誰かの意見」ではなく「社会全体の課題」として性を捉える視点を提供できました。

「性の偏差値を上げる」とはどういうことか

今回の講座タイトルは「TENGA式 性の偏差値を上げるメソッド」

ここでいう「性の偏差値」とは、単に性の知識量を指すものではありません。

自分や相手を尊重する力、困ったときに相談できる力、将来を見据えて選択する力など、人生をより豊かに生きるための総合的な力として捉えています。

授業は、セイシルのデータ紹介や性教育の歴史について説明した後に、全国の10代から寄せられた16,000件以上の性の相談データをもとに4つのテーマで構成しました。

境界線・性的同意・デートDV

まずは「境界線(バウンダリー)」や「性的同意」、「デートDV」をテーマに、自分も相手も大切にできる関係性について説明しました。

デートDVについては、デートDVチェッカーを使って、身体的な暴力だけでなく、SNSの監視や過度な束縛なども含まれることを紹介し、「自分が被害者になる可能性」だけでなく、「加害者にならないためにはどうすればよいか」という視点も共有しました。

さらに、恋愛は異性愛に限らないことや、恋愛をしない人もいることなど、多様な性のあり方についても説明しました。

こうした知識や態度は、恋愛関係だけでなく、家族や友人との関係、将来社会に出てからの人間関係構築にも役立つスキルであることを伝えました。


避妊・妊娠

続いて、避妊や妊娠について説明しました。
セイシルに寄せられた避妊に関する実際の相談事例を紹介すると、生徒たちからは驚きの声も上がりました。

「ピルを飲んでいてもコンドームをつけた方がいいのか」
「途中からつけたけれど大丈夫なのか」
「性行為中に破れてしまった」

こうした相談は決して珍しいものではありません。
コンドームや低用量ピルの避妊率は100%ではないことも紹介し、だからこそ正しい知識を身につけることが、自分自身だけでなく相手を守ることにつながると伝えました。

さらに、コンドーム装着実習も実施しました。

知識として知っていることと、実際にできることは異なります。

感想カードには「初めて触った」という声も多く寄せられました。
実物に触れながら学ぶことで、装着の難しさや注意点を実感し、避妊をより身近で具体的な問題として捉える機会となりました。

その後、緊急避妊ピルや妊娠検査薬について、紹介しました。


マスターベーション・AVと現実

後半では、セイシルで特にアクセスの多いテーマである「マスターベーション」と「AVと現実の違い」を扱いました。

マスターベーションは、授業後の質疑応答でも特に関心の高さがうかがえたテーマです。

身近な話題だからこそ、インターネットやAVの情報をそのまま受け入れるのではなく、自分の身体や性を肯定的に捉える視点について伝えました。

また、セルフプレジャーアイテムの紹介や、AVが18歳未満の視聴を禁止されている理由についても説明し、メディアリテラシーの視点から考える機会としました。


④プレコンセプションケア

最後は「プレコンセプションケア」をテーマに、将来の人生設計へと話を広げました。

恋愛や結婚、子どもを持つこと、働き方、健康管理、お金のこと。

性は人生の一部分ではなく、さまざまな事柄と絡み合い、人生そのものと深く関わっています

だからこそ、「今の選択が未来につながる」というメッセージで授業を締めくくりました。

〈セイシルの「マイプレコン」冊子を配布しました〉

授業後に寄せられた質問から見えたこと

授業の最後には、Googleフォームを用いて匿名で質問を募集しました。

実際にその場で寄せられた質問の一部を紹介します。

・オナニーしたらめっちゃ早く出る時と全然出ない時がある。不安になるが、これは普通なのか?

・高校生はどこで性交しているのですか?

・オナニーの最適な回数って何回ぐらいなんでしょうか?

・先生が性教育を教えたいと思われたのは、どのようなきっかけがあったのですか?

時間が許す限り、口頭で生徒たちに回答しました。

こうした質問から見えてくるのは、生徒たちが単に知識を求めているのではなく、「自分自身の悩みや疑問に答えてほしい」と感じていることです。

生徒が安心して疑問を言葉にできる環境をつくり、その疑問に大人が誠実に向き合うこともまた、重要な役割だと思います。

講座を受けた見学者の声

今回の授業には、近隣の養護教諭や性教育関係者も多数参加しました。

感想の一部を紹介します。

・90分が本当にあっという間でした。生徒の反応を見ながら進める授業構成が非常に参考になりました。(性教育関係者)

・コンドームの使い方の説明だけでなく、具体的な射精の仕組みや、包茎や陰毛などの男性の身体についても丁寧に扱っていたことが印象的でした。男子生徒が自分事として学べる内容になっていたと思います。(養護教諭)

・全国の学校で実施してほしい内容でした。企業が行うメリットだと思いますが、多くの専門家の協力と信頼を得ている総合的な情報として伝えられていました。(性教育関係者)

母数の多いセイシルの相談データを活用することで、講師個人の経験談や思想ではなく、実際の若者の声をもとに話が展開されていた点に説得力がありました。(性教育関係者)

・セイシルさんの授業は元教員ならではの授業で、大事なことをたくさん子どもたちに伝えていた。また違うテーマでもお話を聞いてみたいし、子どもたちに話してほしい。(性教育関係者)

スライド1枚1枚が洗練されていた。カラフルで見やすい。(養護教諭)


講座を受けた生徒たちの声

授業後の感想には、「知識を得た」というだけでなく、自分自身や将来について考えるきっかけになったという声が多く見られました。

感想の一部を紹介します。

・いままで、性に関する知識を得ようとしても、エロサイトなどにいきつきそうで、なかなか調べられなかったのですが、こういう授業を受けられてよかったです。正しい知識をつけるためのウェブサイトなどを知れてよかったです。

・日本では性教育がタブー視されていると思うが、こうして受けてみて、コンドームの正しいつけ方やマスターベーションなどの正しいやり方を学べて、重要さに気づいた

・今までで一番性について詳しく学べたと思います。自分でもより多くの情報を調べようと思いました。

・中々ドキッとする内容(脚ピンなど)が多くてためになりました。未来の幸せのために今できることをしようと思います。

・性に関して興味や不安を感じながらも、よく分からずもやもやしたままでしたが、相談が可能な機関の紹介、性的な行為の正しい方法、世間一般のデータ、常識を知ることができ、心の拠り所とすることができました。

・学校などでうける保健の授業よりもっと現実的な話だったのでとてもありがたいと感じた。

・今は縁のない話だけど、いつか誰かと付き合うことになったとき、相手との関係性を大事に、対等な関係でいることを忘れないでいたいなと思います。

自分と周囲の人々を守るために正しい性知識は必要になる場合が多いと思う。この講座を受けてよかった。

・初めてコンドームを触って、めちゃくちゃ発見がありました。話し方も非常に面白く、性教育を受けるとき、個人的に「SEX」の話を聞いているのに「gender」の話をされて少しモヤモヤ・・・みたいなことが結構あるのですが、そのようなことがなく、個人的にすごく好感を持てました。


担当の灘校養護教諭からのコメント

福田さん、今回は性教育授業ありがとうございます。

今回の授業は生徒が選択して受けられるというのが良かったと思います。

普段の性教育の授業より「性」のリアルを伝えてもらったと思います。

生徒の感想でもありましたが、『「SEX」の話を聞いているのに「gender」の話をされて少しモヤモヤ・・・みたいなことが結構ある』というように、普段の授業では色んな事を配慮してぼやかさなければならないことも出てきますが、希望して参加してきている生徒達にセイシルの方々が集めたリアルな情報をもとに、ぼやかさずにしっかりと「性」を伝えていただけたと思います。

私も授業を聞いていて勉強させていただいた事が多々、あります。やはり「餅は餅屋」だなと実感しました。

今後もセイシルのHPで知識を得ながら今後の保健室での相談活動に活かしていければと思っています。


TENGAだからこそできる性教育

授業後の感想からは、「知らなかったことを知れた」「不安が軽くなった」「将来に活かしたい」といった声も多く見られました。

単に知識を得ただけではなく、「理解して、安心して、これからの行動を考える」という変化が生まれていたことが印象的でした。

全国から寄せられる相談データ。
100名以上の専門家ネットワーク。
企業として蓄積してきた知見。

株式会社TENGAヘルスケアは、それらを活用しながら、今後も学校現場や生徒のニーズに合わせた授業を展開していきます。


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