【どこでも性教育シリーズ③】英語の授業で性教育をどう行う?

【どこでも性教育シリーズ③】英語の授業で性教育をどう行う?

投稿者 : on

どこでも性教育シリーズ第3弾!いつでもどこでも性教育がしたいというみなさんにお応えして、これから保健の授業だけでない性教育のタイミングや内容を紹介していきます!

今回は「英語」です。

英語は単なるコミュニケーションの手段ではなく、文化や価値観を学ぶ入り口でもあります。

英語の授業で性教育を扱うと、生徒は「性に関する言葉」を学ぶと同時に、世界の多様な考え方に触れることができます。

もちろん学校の授業の中だけでなく、ぜひご家庭でも参考にしてくださいね。

 

性教育に関する英単語を学ぶ

性や人権に関わる英語表現を知ることは、国際的な場で自分や他者を守る力になります。

  • consent(同意)

  • safe sex(安全な性行為)

  • reproductive health(生殖に関する健康)

  • LGBTQ+(性的少数者)

  • harassment(ハラスメント)

授業の工夫:

  • 簡単な例文で「Yes means yes, No means no.」を扱い、性的同意をシンプルな英語で理解させる。

  • 海外ではどのように単語を使用しているのか調べたり、性に関する英単語の意味を深掘りしたりして考える。

  • 有名な「性的同意と紅茶」の動画を日本語訳ではなく、英語の音声で聞く

 

異文化理解と性教育

英語教材には「family」「adolescence(思春期)」「life events」といったテーマがよく登場します。

そこに各国の性教育事情を盛り込むと、生徒は「文化比較」を通して性教育の意義を学べます。

授業の工夫:

  • 「日本と欧米の性教育の違い」を調べ、英語でプレゼン。

  • 性に関するイベントなど、海外のポスターやキャンペーンを教材にし、「どんなメッセージか」を英語で読み解く。

 

コミュニケーションスキルとしての性教育

性教育は「伝える力・聞く力」と直結します。

英語の会話練習に「断る表現」「相手を尊重する表現」を取り入れると、コミュニケーションスキルと性教育を同時に学べます。

相手の気持ちを聞く英語は、「YESをもらうため」ではなくて「相手が選べるようにする言葉」だと伝わると良いでしょう。

授業の工夫:

  • ロールプレイで「誘いを断る表現」を英語で練習する。
    例: I don’t feel comfortable.I’d rather not.(ちょっと嫌だな。できればやめときたい。)
      
      Not really.(うーん、あんまり。)

      
      No.Stop.(いや、やめて。)

  • ロールプレイで「相手の気持ちを確認する表現」を英語で練習する。
    例:Is it OK if I sit next to you?(隣に座ってもいい?)

     You don’t have to if you don’t want to.(嫌ならしなくていいよ。)

国際的なニュースや文章を題材に

性教育やジェンダーに関する国際ニュース記事を教材にすると、リーディング力と社会的理解が深まります。

授業の工夫

  • UN(国連)の “International Day of Women” のスピーチを教材にし、リスニングの練習。

  • 性に関する海外の記事を読んで、「自分の意見」を書くor英語で書く

 

英語から性の「言葉」と「文化」を学ぶ授業へ

英語の授業は、性教育を「国際的な言葉と文化の学び」として展開できる場です。

  • 単語学習で「性を語る言葉」を知る

  • 異文化比較で「日本と世界の違い」を理解する

  • ロールプレイで「同意や拒否を伝える力」を育てる

こうした工夫を取り入れることで、生徒は英語を学びながら、性についても前向きに考えられるようになるでしょう。

 

おまけ:オススメの海外の性教育動画

アメリカの性教育NGOが製作している性教育動画「AMAZE」は、無料公開されています。

NPO法人ピルコンでは、日本語訳した「AMAZE」の動画やワークシートを公開しています。

字幕ありでもなしでも英語の勉強をしながら、性のことが学べますよ。

参考:https://pilcon.org/activities/amaze


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